『プロパガンダゲーム』新作
2026-03-12 14:29:19

新作小説『プロパガンダゲーム 偽情報戦』が描く現代の社会派サスペンスとは

新作小説『プロパガンダゲーム 偽情報戦』が登場



3月12日に、根本聡一郎の話題作『プロパガンダゲーム 偽情報戦』が発売されました。本作は「戦争と民主主義」をテーマにした社会派サスペンス小説で、読者に深い考察を促す内容となっています。

あらすじの魅力



本作の主人公は新聞記者の春名。彼は日本政府からの奇妙な取材依頼を受けて行動を開始します。この依頼は、政府が大手広告代理店の電央堂と協力して新たに設立する「内閣情報局」に関わるもの。内閣情報局は、過去に日本の戦時下でプロパガンダを主導した組織として周知されています。

物語が進むにつれ、春名は巧妙に仕組まれたプロパガンダの網に引き込まれていくのです。彼が直面する採用試験は、「プロパガンダゲーム」と名付けられた、かつて電央堂で行われた恐ろしい試み。AIとSNSの普及により拡散される偽情報との戦いが繰り広げられます。

社会的な視点



本作の特徴は、単なるサスペンスにとどまらず、今の社会や戦争、政治の関係性を鋭く描いているところです。根本はこの小説を通して、現代人がどのように情報戦に巻き込まれているかを問い掛けています。特に、台湾有事や米イラン戦争の文脈が背景に隠されており、ただのフィクションではない、リアルな問題提起がなされています。

著者について



著者の根本聡一郎は1990年に生まれ、福島県いわき市出身。彼は東北大学文学部を卒業後、作品『プロパガンダゲーム』をKindleダイレクトパブリッシングで発表し、見る見るうちに評価が高まりました。最終的にはこの作品が双葉社から紙書籍化され、さらには舞台、漫画、TVドラマなど多角的に展開されることになりました。根本はこれまでに『ウィザードグラス』や『宇宙船の落ちた町』など多数の著作を発表しており、その独特な視点と鋭い表現で注目されています。

読むべき理由



『プロパガンダゲーム 偽情報戦』は、私たちの日常生活にも影響を及ぼす情報戦の重要性を教えてくれます。特にSNSやAIが発展し、情報の真偽が不明瞭になりつつある今日、読者は作品を通して自らの立ち位置を再認識する機会を得ることができるのです。この小説を通じて、読者は「偽情報」と「真実」の境界について考えさせられることでしょう。

この作品は336ページのボリュームを持ち、定価は869円(税込)。文学としての価値だけでなく、今の時代を生きる我々にとっての必読書といえるでしょう。興味のある方はぜひ手に取って、その世界観に浸ってみてください。


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会社情報

会社名
株式会社双葉社
住所
東京都新宿区東五軒町3-28
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