ジュニアロボットチームの活動と専用サイト開設
地域の才能を活かしながら技術力を育成する、ジュニアロボットチーム(JRT)が新たに専用のWebサイトを開設しました。このチームは、小中学生にエンジニアリングの基礎を体験させる貴重な機会を提供することを目的としています。
ジュニアロボットチームとは?
ジュニアロボットチームは、地域のエンジニアが主導し、地元の小学生から中学生を対象にしたロボット製作の活動です。参加者は約6人のチームを組み、月に2回ほど集まって大型ロボットの製作に取り組むことで、エンジニアリングの知識や技術を実践的に学びます。
このプログラムは、2022年に京都で始まり、すでに大阪、愛知、東京、福岡などへと活動を拡大しています。現在は6つのクラブが連携し、地域ごとに特色ある活動を行っています。
競技会への参加
参加者は、自らの学びや技術を生かしてエンジニア選手権(通称コア)にエントリーすることができます。この競技を通じ、学びほどの成長を得るだけでなく、チームワークや問題解決能力の向上も期待されます。子どもたちの心を育む「挑戦的共創人材」の育成が、この取り組みの中心にあります。
専用Webサイトの開設
新たに開設された専用Webサイトでは、ジュニアロボットチームの活動内容や最新情報、イベントスケジュールなどが随時更新されます。これにより、参加する子どもたちやその保護者、ボランティアスタッフにとっても、必要な情報を迅速に得られる環境が整いました。
ボランティアエンジニア・スタッフ募集
ジュニアロボットチームでは、指導に関わるエンジニアや運営に携わるスタッフもボランティアでの参加を受け付けています。「エンジニアが自らの手で次世代のエンジニアを育てる」という理念に共鳴する方々を歓迎します。オンラインでの参加も可能で、地域に限らず幅広い方々に参加が促されています。
より深い情報へ
興味のある方は、ボランティア応募やお問い合わせを専用のGoogleフォームから行うことができます。また、一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構の公式ウェブサイトには、さらなる詳細情報が掲載されています。
お問い合わせ先
- - URL: 次世代ロボットエンジニア支援機構
- - 所在地: 京都府相楽郡精華町精華台7-5-1 けいはんなオープンイノベーションセンター
- - 代表者: 川節拓実(京都大学工学部・講師)
この新たな取り組みによって、地域の子どもたちは単なるロボット作りだけでなく、未来のエンジニアとして成長するための貴重な経験を積むことができるでしょう。