未経験から介護職へ！新しい採用支援サービス「キャリスマエール」誕生

未経験から介護職にチャレンジする新サービスが始動

高齢社会における課題解決に向けて、新たな介護職の採用支援サービス「キャリスマエール」が2025年8月に関東圏で始まります。このサービスを提供するのは、東京都世田谷区に本社を持つ株式会社キャリアです。同社は、介護業界での人材不足を解消し、求職者のキャリア形成をサポートすることを目指しています。

介護職の現状と新サービスの背景

厚生労働省の調査によると、介護職の有効求人倍率は3倍を超え、業界全体で慢性的な人手不足が続いています。就業を希望する人々の中には、「資格がないから無理だ」「体力的に不安」といった理由でステップを踏み出せない方が多く存在します。「キャリスマエール」は、そうした未経験者や無資格者を正社員として採用し、介護施設へ無期雇用派遣するモデルを採用しています。この仕組みは、介護職への関心が高いものの躊躇していた方々に新たなチャンスを提供します。

無期雇用派遣モデルの特徴

「キャリスマエール」では、未経験かつ無資格の個人を積極的に採用し、安定した雇用環境の中で介護職の「入り口」としての機会を提供します。この取り組みにより、社会における就業創出と人材供給の同時解決を目指します。

サービスはまず関東圏で開始し、その後は地方都市や過疎地域にも展開していく予定です。さらに、介護関連の研修を行う「キャリスマケアカレッジ」を通じて、全国どこからでも介護職にチャレンジできる環境を整備します。

教育支援体制の充実

未経験者の入社後には、株式会社キャリアが運営する「キャリスマケアカレッジ」において、介護職員初任者研修などの資格取得を支援します。研修は対面と通信を組み合わせたハイブリッド形式で行われ、働きながら無理なく学ぶことができるカリキュラムが用意されています。資格取得後には、さらなるスキルアップ支援やキャリア面談を通じて、職場での不安を軽減し、長期的な就業を助けます。

多様なキャリアパスの選択肢

介護職での経験を積んだ後には、様々なキャリア形成の選択肢を提供します。具体的には、派遣先施設での正社員登用、サービス提供責任者や指導職への昇進、または支店でのコーディネーター職への転換など、多岐にわたるキャリアパスがあります。定期的な面談を通じて、一人ひとりのキャリアビジョンに応じた道を提案し、支援します。