アメリカン・エキスプレスが地域の飲食店を支援
アメリカン・エキスプレス・インターナショナルが、地域の個人経営の飲食店を支援する「個人経営の飲食店応援プログラム」において、日本国内の支援対象となる10店舗を発表しました。このプログラムは、地域経済やコミュニティにポジティブな影響を与えることを目的としており、今年で4年目を迎えます。
世界的な支援の輪
本プログラムは、世界8か国の14都市で展開され、これまでに合計97店舗に対し、総額140万米ドル以上の助成金が提供される予定です。今回の日本における対象店舗は、昨年の東京都と大阪府に加え、福岡県も新たに含まれています。10店舗には、各々210万円の支援が行われ、店舗の修繕や設備のメンテナンスに活用される計画です。
参加店舗のコメント
The Local Pub 竹の湯 別館(東京都墨田区)
代表の橘実里氏は、「この地域で造られたジンやワイン、クラフトビールを提供している当店は、地域イベントやお客様同士の交流を大切にしています。助成金は店舗の提灯やメンテナンスに使い、地域文化をより深めていきたいです。」と語っています。
七穀ベーカリー(大阪府寝屋川市)
代表の山本洋代氏は、「厳しい経済状況の中で、助成金を通じて品質向上を図りたいと考えています。パン製造や喫茶メニューの充実に役立てる予定です。」と支援の重要性を強調しました。
bekki(福岡県福岡市)
福岡の別城健太郎氏は、「円安や食材高騰の影響を受けておりますが、助成金で厨房設備を更新し、より地域に愛されるお店を目指します。」と述べています。
アメリカン・エキスプレスの使命
アメリカン・エキスプレスは、地域コミュニティの発展に貢献するため、スモールビジネスとコミュニティを支援する取り組みを続けています。IVA財団のエグゼクティブ・ディレクター、デイビッド・ダウニー氏は、「地域の飲食店は、コミュニティの心であり、魂です。アメリカン・エキスプレスの支援により、日本を含む地域コミュニティの結束が促進されることを嬉しく思います。」とも述べています。
今後の展開
アメリカン・エキスプレスは、今後も公的および民間の取り組みを通じて、地域経済の活性化を目指していく姿勢を示しています。このプログラムを通じて、飲食店と地域コミュニティの関係が強化されることが期待されます。
【詳細情報】
今回の取り組みは、アメリカン・エキスプレスが米国で始めた「Backing Historic Small Restaurants」にも連携しています。このプログラムは、これまでに様々な地域の飲食店に大規模な支援を行ってきました。地域の飲食店を支えるこの取り組みが、今後も広がることを願っています。