横須賀市が進める自殺予防週間の取り組み
自殺予防週間は、自殺対策基本法に基づいて毎年設定されている重要な期間です。この週の活動は、市民の自殺に対する理解を深め、関心を高めることを目的としています。横須賀市では、さまざまなイベントやキャンペーンを通じて啓発活動を行い、自殺予防についての関心を呼びかけています。
自殺予防街頭キャンペーンの詳細
今年の自殺予防週間において、横須賀市では自殺予防街頭キャンペーンを実施します。このキャンペーンには、ゲートキーパーとして登録されている市民の協力を得ることにより、相談窓口を紹介する冊子「よこすか心のホットライン」が配布されます。
- 昼の部: 11時00分~12時00分(コースカベイサイドストア3Fノジマ前)
- 夜の部: 17時00分~18時00分(横須賀中央駅周辺)
このキャンペーンでは、相談する重要性を強調することで、自殺予防の意識を高めることを目的としています。ポスターも制作され、地域への周知活動が行われます。
ライトアップによる意識の喚起
自殺対策のシンボルマーク「カタバミ」をイメージした照明イベントが行われます。本庁舎を藤色にライトアップすることで、市民の興味を引き、自殺防止への意識を高める狙いがあります。
- - 日時: 9月13日(金曜日)~9月15日(日曜日)
- 時間: 18時00分~21時00分
- 場所: 本庁舎北側(国道16号側)
メッセージカードの展示
また、「ひとりひとりがゲートキーパー」をテーマにしたメッセージカードの展示も行います。この活動では、地域の皆さまから集めた声掛けメッセージカードを使ったリーフを設置し、思いやりやコミュニケーションの大切さを伝えます。
- - 日時: 9月9日(月曜日)~9月13日(金曜日)
- 場所: 市役所会計課窓口前展示コーナー
こころとくらしの包括相談
自殺は多くの要因が絡み合う複雑な問題であり、横須賀市では、ハローワーク相談員、司法書士、精神保健相談員が連携して相談を行います。生活困窮や借金、就労、こころの健康に関する悩みをトータルでサポートします。
- 各回: 9時30分、9時40分、10時30分、10時40分
- 場所: ハローワーク横須賀3階・会議室
このように、横須賀市では様々なイベントや施策を通じて自殺予防に力を入れています。市民が互いに支え合い、困難な状況にある方々を助けるための機会も多く設けられています。自殺に関する知識や情報の共有が、より多くの命を救う手助けとなるでしょう。