N=1の当事者発想が新規事業を創出するセミナー
2025年11月、インクルーシブデザインスタジオCULUMUは、新しい視点での新規事業開発を提案するオンラインセミナーを開催します。このセミナーでは、平均化されたデータに頼るのではなく、特定の個人に基づく「N=1の当事者発想」を駆使する手法について焦点を当てます。トピックは「定量・定性リサーチの“壁”をどう越えるか?」です。
セミナーの背景
近年、ビジネスにおいて新たなイノベーションを導き出すことが期待される中で、「新規事業のアイデアが平凡化している」といった問題が浮かび上がってきています。従来のユーザーリサーチの限界を感じる事業者も多く、エクストリームユーザーリサーチといった新手法を導入しようとする動きが広がっています。しかし、当事者としての「誰」をどう特定し、どのように接触しプロジェクトを進めていけばよいかという新たな課題に直面している方々も少なくありません。
新しい視点でのリサーチ
本セミナーでは、当事者をリサーチ対象ではなく、共創パートナーとして捉え、新たな事業を生み出す「当事者発想」のプロセスを紹介します。具体的には、車椅子ユーザー向けに開発されたスロープが、ベビーカー利用者などにとっても便利な「カーブカット効果」を生むように、特定の個人の課題解決がいかにして大きなイノベーションにつながるのか、事例と共に探求します。
誰に参加してほしいか?
このセミナーは、新たなアイデアを必要としている新規事業の開発者や、従来のリサーチに限界を感じている方、製品の上市やリブランディングに社内のDE&I、社会課題の解決の視点を取り入れたいマーケティングや広報担当者に特に役立ちます。また、当事者の理解に苦しむリサーチ担当者やプロジェクトマネージャーにとっても、新たな知見を得る貴重な機会となるでしょう。
セミナー詳細
- - 主催者: 株式会社STYZ/インクルーシブデザインスタジオCULUMU
- - 開催方法: オンライン(Zoom)
- - 開催日: 2025年11月19日(水)13:00 - 14:00、2025年11月21日(金)13:00 - 14:00
- - 参加費: 無料
参加にあたっては、以下のリンクからお申し込みください。
CULUMUの取り組み
CULUMUは、高齢者や障害者、外国人などの多様な当事者と共に進化したデザインプロセスを取り入れた新たな事業創造の支援を行っています。これにより、クライアントに対して革新的でInclusiveな開発を促しています。特に、N=1に特化した調査パネルを駆使し、これまでリーチが難しいユーザーとの定性的な調査も行うことで、より豊かなインサイトを得ることが可能です。
まとめ
このセミナーは、単なるテクニックの紹介にとどまらず、当事者の視点を取り入れた新しい事業の構築方法を探る素晴らしい機会です。新規事業の専門家やマーケティング担当者が一堂に会し、共に未来のビジネスの在り方を模索する場になるでしょう。ぜひ、ご参加をお待ちしております。