大阪のコワーキングスペース「Singularity HIVE」を無料で利用
ブロックチェーン技術に特化した開発者コミュニティであるIOST/IOS財団が、無料で利用できるコワーキングスペース「Singularity HIVE」を発表しました。これにより、日本の開発者コミュニティは、関西エリアにおいて新たな技術交流の場を得ることになります。
プロジェクトの背景
IOSTは、シンガポールに本社を置く財団であり、高速TPSを実現するブロックチェーンインフラを開発しています。日本では、昨年からの活動を通じて、地方のブロックチェーン技術の理解を深めるためのワークショップを各地で実施し、関西地域の勉強会にも参加してコミュニティを育成してきました。
特に2月にメインネットを発表したこともあり、開発者たちの活動は活発になってきています。その中で、IOSTコミュニティに参加する開発者が集まって情報交換やアイデア出しを行えるスペースが必要とされていました。
無料利用の概要
この「Singularity HIVE」は、2019年4月16日から6月15日までの2ヶ月間、IOST開発者コミュニティメンバーに対して無料で開放されます。対象者は、学生や社会人を問わず、エンジニア志向の方々が含まれます。また、利用が無料である期間中、IOSTにとらわれず、幅広い活動が可能です。
利用方法の流れ
コワーキングスペースを利用するためには、まずIOSTのSlackコミュニティに参加する必要があります。具体的な手順は以下の通りです:
1.
IOST開発者コミュニティに参加する。
2. 日本語コミュニティに加わり、SlackID:MakotoOtaにDMを送る。
3. IOSTの公式Twitterをフォローし、さらにSingularity HIVEのTwitterもフォローする。
4. 利用日の事前通知をSingularity HIVEのTwitterへのDMで行う。
5. 来館して利用する。
また、初めての方は受付で簡単な登録が必要となりますので、忘れずに行ってください。
目的と期待される効果
この取り組みの目標は、関西エリアでのブロックチェーンエンジニアの発掘と育成です。プラットフォームを超えた開発者同士が集まり、新たなプロジェクトが生まれる機会を作ることが期待されています。
さらに、IOST開発者コミュニティが実施する活動は、技術力の向上だけでなく、エンジニア同士のネットワーク形成にも寄与することでしょう。
最後に
大阪市内に位置する「Singularity HIVE」は、IOSTの活動にとって大きな意味を持つ拠点として機能します。ブロックチェーン技術に興味を持つ皆さん、ぜひこの機会に参加して、新しい可能性を広げてみてはいかがでしょうか。技術革新はそこから始まります。