動物福祉賞応募延長
2024-06-28 20:20:27

動物福祉と持続可能性を評価する「Good Farm Animal Welfare Awards 2024」- CIWFが応募締め切り延長を発表

国際的な動物福祉団体であるコンパッション・イン・ワールド・ファーミング(CIWF)は、2024年の「Good Farm Animal Welfare Awards」のエントリーを募集しています。この賞は、畜産動物の福祉と持続可能な食品生産に貢献する企業を表彰するもので、世界中の食品企業にとって名誉ある賞として知られています。

日本の企業は、「グッド・エッグ・アワード」、「グッド・チキン・アワード」、「ソウ・ストール・フリー・アワード」、「サステナブルフード・アンド・ファーミング・アワード」、「プラネット・フレンドリー・アワード」の各賞に応募可能です。

CIWFは、2024年10月21日(月)にパリのハイアット プレイスにて、受賞企業を発表する予定です。

日本の消費者の意識も、近年変化を見せています。東京工業大学と信州大学による最近の調査によると、日本の消費者は、持続可能な環境で生産された肉や代替肉を好むことが明らかになっています。また、FAOの報告によると、家畜の生産は、人間の活動による温室効果ガス排出の14.5%を占めていることから、環境問題への関心が高まる中、消費者は持続可能性を意識した食品を選ぶ傾向にあります。

このような状況下、CIWFの「Good Farm Animal Welfare Awards」は、日本の食品企業にとって、世界に向けて自社の取り組みをアピールする絶好の機会となります。受賞することで、国内外での認知度向上、消費者の信頼獲得、倫理的かつ環境に配慮した組織としてのリーダーシップを確立することにつながるでしょう。

CIWFは、1967年の設立以来、工場式畜産の問題点の解決を目指し、畜産動物の福祉向上に取り組んできました。これまで、世界最大級の食品企業と協力し、高い福祉基準の生産、実践、調達方針を採用するよう促してきました。これらの取り組みは、毎年26億頭以上の動物に恩恵をもたらしており、そのうち9億6600万頭はこのアワードプログラムを通じて達成されています。

CIWFは、日本の企業が「Good Farm Animal Welfare Awards」に応募することを強く推奨しています。動物福祉と持続可能な食品生産に取り組む日本の企業は、この機会を活用し、これらの名誉ある賞に挑戦することで、地球に優しい製品への需要に応え、消費者の支持を得ることが期待されます。

今年の「Good Farm Animal Welfare Awards」への参加を希望する企業は、サステナブルフード・アンド・ファーミング・アワードに関しては6月28日までに、その他の部門に関しては7月12日までに応募してください。詳細については、CIWFのウェブサイトをご確認ください。


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