保育士意識調査
2019-04-19 11:30:16
保育士資格保持者の84%が「保育士として働きたい」と回答!
保育士資格保持者の意識調査
最近の調査結果によると、保育士資格を持つ人の84%が「保育士として働きたい」と考えていることがわかりました。この調査は、268人の有効回答を基に実施されました。調査実施期間は2019年3月8日から3月18日までで、保育士業界の現状を浮き彫りにしています。
調査の背景
調査を行ったのは、株式会社明日香で、保育士に関する意識を探ることが目的です。結果からは、保育士という職業へのニーズの高さが明確となり、特に子育てとの両立が求められる現代において、保育士として働きたいと願う人が多い背景が浮かび上がりました。
回答者のプロフィール
調査に参加した268人中、51%が中学生以下のお子様を持っており、家庭と仕事を両立させるための柔軟な働き方の希望が強いことが推察されます。また、年齢層では40代が40%を占めており、どの世代でも保育士としての復職を希望していることがわかります。
働き方に関する意見
調査では、「現在保育士として働いている」と答えた人が75%に達し、その中でフルタイム以外の勤務形態を希望する人も多くなっています。週に働く理想の日数については、週3~4日が28%で最も多く、働きやすい環境を重視する意見が多く寄せられています。
理想の勤務時間
勤務時間についての理想を尋ねた結果、6時間の勤務を希望する人が36%に達し、理想的な働き方は多様化しています。また、85%の回答者が職場環境や人間関係を最優先に考えていることが分かりました。
保育士に求められる柔軟な働き方
「保育士として働く際に重視すること」の1位には「職場の人間関係が良いこと」が挙げられ、続いて「子供の学校行事に応じた休暇が取れること」が2位に。これらは、保育士として働く上で重要視されるポイントとなっています。
課題と提案
社会問題となっている保育士不足に対し、保育士として働きたいという意識が高まっていますが、実際には多様なニーズに応える柔軟な働き方が求められています。株式会社明日香では、そうしたニーズに応じた新しい働き方を提案していく方針であり、短時間勤務の制度を設けることで、より多くの保育士が活躍できる場を提供しようとしています。
未来への展望
今後は、保育士不足に対応するための具体的な施策が求められており、短時間勤務や自宅からの距離、さらにはこれまでの経験を活かせる職場環境が整備されることが重要です。今回の調査を通じて、多くの潜在保育士が存在することが分かったため、業界全体の活性化に向けた取り組みが期待されています。
この調査結果は、保育施設の不足や待機児童の問題解消に向けた第一歩となるでしょう。保育士としての働き方改革が進む中で、今後の展開が注目されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 明日香
- 住所
- 東京都文京区小石川5丁目2番2号わかさビル3F
- 電話番号
-
03-6912-0015