安全教育の革新: ロジス・ワークスとLaKeelの取り組み
物流事業を展開する株式会社ロジス・ワークスが、株式会社ラキールの提供する動画配信型教育サービス「LaKeel Online Media Service」を導入しました。この取り組みは、全従業員の労働安全衛生教育を目的としており、2025年5月から本格的に利用される予定です。
取り組みの背景
ロジス・ワークスは、約400名の従業員を抱える企業であり、「安全はすべてに優先する」という方針のもとで、安全に働ける環境作りを進めています。しかし、輸送業務や倉庫管理、廃電線処理など多岐にわたる業務を行う中で、労働環境の変化や作業者の高齢化、新人の配属などにより、災害のリスクが増加しています。
これまでもメールによる注意喚起やWEBセミナーを通じて安全教育を実施してきましたが、その効果には限界があると感じていました。さらに、教育時間の制約もあり、従業員が自発的に受講したくなる短時間で効果的なコンテンツが必要とされていました。そこで、効果的で続けやすい安全教育を実現するために、「LaKeel Online Media Service」を導入する運びとなりました。
採用の理由
「LaKeel Online Media Service」を採用した理由は三つあります。まず第一に、短時間で集中して学べる動画コンテンツがあり、従業員の自主的な学習意欲を引き出すことができる点です。第二に、教育内容の有効性が高く、安全に関する知識と意識の向上が見込まれます。最後に、全従業員が共通のコンテンツを受講することにより、安全に対する意識を一層強化し、共通理解を深められるからです。
今後の活用方法
このサービスを通じて、ロジス・ワークスはさらに効果的な安全教育を推進していく計画です。具体的には、現場作業者から事務職まで全従業員が対象となり、現場で全員一堂に集まって学ぶことも考えています。また、事務職はそれぞれのPCで受講し、月に4本程度の内容を基本に、興味を持った従業員は追加で受講できる体制を整えています。受講後には理解度チェックテストを実施し、各拠点毎に受講状況を管理することも予定されています。
導入による期待
導入を担当している担当者によれば、「LaKeel Online Media Service」の導入によって、社内での災害や事故の抑制が目的として再確認され、従業員同士のコミュニケーションや作業環境の改善に寄与することが期待されています。
会社情報
ロジス・ワークスは1923年に創業し、運送事業を基盤に倉庫運営や流通加工、物流機器の製造販売など多くのサービスを提供しています。2021年には昭和リサイクル株式会社を吸収合併し、環境への配慮も強化しています。「安全・確実・迅速に、丁寧なサービスで」をモットーに、技術とサービスの向上を続けています。
LaKeel Online Media Serviceについて
「LaKeel Online Media Service」は、企業向けの動画配信型教育サービスで、これまでのeラーニングの課題をクリアすることが目的です。学習理論に基づいて制作されたアニメ形式のコンテンツは、単に隙間時間に学ぶことができ、マイクロコンテンツに分かれているので、効率的に学習が進められます。点と点を結ぶ学習から、しっかりとした学習理論に基づく線の学びへと進化させる「ブレンディッド・ラーニング」という最先端の学習メソッドを提供しています。
【関連リンク】
LaKeel Online Media Service
株式会社ロジス・ワークス
株式会社ラキール
(注: 本記事の情報は発表時点のものであり、内容が変更されることがあります。)