Buddan furnitureの魅力
2023-02-28 11:47:12

Buddan furnitureが提案する新しい空間の使い方—伝統と現代が交差する

Buddan furnitureが提供する新たな生活の提案



2023年3月1日、仏壇職人の技を生かした新感覚のインテリア、「Buddan furniture」が販売を開始しました。従来の仏壇にはない現代的なデザインが特徴で、香港や台湾への販路拡大も目指しています。この新たな試みは、私たちの生活にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

開発の背景



日本では、生活の中に先祖を偲ぶ文化が根付いています。外出前や帰宅後には仏壇に手を合わせ、故人への感謝を伝える習慣があったものの、近年は新築住宅に和室が減少し、この美しい風習が失われつつあります。特に都市部に住む人々は、自然から遠く離れた生活を送る中で、個人の視点で物事を判断する機会が多くなっています。

そこで、Buddan furnitureは現代の生活様式に合わせた、心を寄せるための空間を提供しようと考えました。小さなディスプレイとしてキャンドルや花、お香などを用いることで、日々の忙しさの中でふっと気持ちを休める時間を持つことができるのです。これを自由な「祈り」とし、自分だけの空間を楽しむアイテムとして提案しています。

川辺仏壇職人の技術を活かした製品



Buddan furnitureに使用されている「川辺仏壇」は、鹿児島県南九州市川辺町で伝承されてきた技術が生かされています。小型の仏壇でありながら、天然の木材や金箔、美しい彫刻により独自の存在感を持っています。この製品は、職人たちの技を現代のニーズに再解釈することで作られています。

製品はシンプルでありながら、インテリアに自然に溶け込むデザイン。スリムタイプや壁付けタイプも用意され、幅広い用途で使うことができます。このような進化を遂げた製品によって、仏壇という枠にとらわれず、より多くの人々に新しい心の寄せ先を提供できることを期待しています。

販売情報と世界への展開



Buddan furnitureは、3月1日よりECサイトで一般販売されています。スリムな形状の「厨子細」や、壁付けタイプの「厨子」、彫金のオブジェの「銅円板オーナメント」の3種がラインナップされています。これにより、誰でも簡単に、現代の生活に調和する空間を作ることが可能です。

販売サイトでは、各種商品の詳細情報も掲載されています。日本だけでなく、香港や台湾に進出することで、国境を越えて「自分以外のものに心を寄せる暮らし」を提案していきたいと考えています。

Buddan furnitureの意味と願い



「Buddan」には、鹿児島の方言で仏壇を指す「おぶっだん」という言葉が含まれています。製品もこの地で生まれ、地元の職人たちによる精緻な技術が集結しています。当製品は、3ヶ月以上かけて丁寧に作られた逸品で、職人たちの連携の下で生み出されています。

Buddan furnitureは、ただのインテリア商品ではなく、伝統工芸の知恵と現代のライフスタイルを結びつけたものです。この新たな提案が、多くの人々の生活を豊かにし、心を寄せるひとときを創出することを願っています。私たちの暮らしの中に、少しでも「心を寄せる」時間が増えていくことを期待してやみません。

会社情報

会社名
株式会社IFOO
住所
鹿児島県鹿児島市石谷町3624-9
電話番号
099-296-9780

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。