株式会社オハナ、SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞に輝く
株式会社オハナ(東京都新宿区)は、公益財団法人岩佐教育文化財団が主催する「第5回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞」において、「農林水産・食の部」で受賞したことを11月に発表しました。この賞は、国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)に基づく活動を評価するもので、多くの団体が参加する中で、オハナの取り組みが注目を集めました。
オハナの「Hello!OHANA」プロジェクト
オハナが提供するWEBサービス『Hello!OHANA』は、全国の動物園や水族館で愛される動物たちに食事を贈ることができるユニークなプラットフォームです。利用者は、自分のお気に入りの動物を選び、その動物が食べることができる新鮮な果物や野菜、魚を贈ることができます。これらの食材は、生産者や水産加工業者から各施設へ直接届けられます。
しかし、このプロジェクトの特筆すべき点は、見た目によって市場での流通が難しい規格外品を活用していることです。たとえば、色が不均一だったり、形が不揃いな農産物などが通常は廃棄されることが多いのですが、オハナはこれを再利用することでフードロスの削減に貢献しています。
動物たちの栄養を考えた献立を通じて、規格外品の活用を促進し、同時に動物と人間が種を超えて家族のような関係を築くことができる仕組みを目指しています。この受賞に伴い、オハナはさらにこの活動を国内外に広げていくための資金として賞金を利用する予定です。
SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞とは
「SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞」は、SDGsの理念に則した活動を行う団体や個人に資金を提供し、その努力を支援することを目的としています。毎年、医療、教育、福祉、環境、経済、平和・人権、芸術・スポーツ、農林水産・食の8つの部門が設けられており、さまざまな活動が評価されています。
オハナの受賞は、持続可能な社会の実現へ向けた貴重な一歩となります。これを機に、オハナはさらなる活動の拡充を図り、多くの人々と動物たちとの新しい絆を築いていくことでしょう。受賞した活動の詳細や、サービスの利用については公式サイトをご覧ください。
Hello!OHANA サービスURL
受賞掲載URL