グリーンレイズ、株式型クラファンで資本金を9000万円に達成

株式会社グリーンレイズが新たな目標達成

近年、クラウドファンディングプラットフォーム「FUNDINNO」を通じて資金調達を実施した株式会社グリーンレイズ輻射空調エンジニアリングが、目標の上限額である7,000万円に到達し、累計で約9,000万円もの資本金を確保しました。この成果は、同社の革命的な空調システム「SMART RAY（スマートレイ）」の導入拡大へとつながるもので、多くの個人投資家からの支持を受けた結果です。

輻射式空調「スマートレイ」の可能性

グリーンレイズが展開する「SMART RAY」は、デザイン性と快適性を兼ね備えた輻射式空調システムとして注目されています。この空調システムは、「無風・無音・乾燥しない空調」を可能にし、環境負荷の低減を目指しています。この新しい価値観は、多くの支持を集め、資金調達の成功にも寄与したと考えられています。

プロジェクトは短期間で達成され、開始から数時間で初期目標の1,000万円が集まり、その後目標額をさらに超える76,000万円に達する結果となりました。これは、同社が掲げる環境問題解決に対する姿勢に多くの人々が共感し、支援してくれた賜物だと捉えられています。

今後のビジョンと事業展開

集まった資金は以下のようなさまざまな用途に活用される予定です：

- 輻射空調「スマートレイ」の機能強化・開発
- 体感型研究室「スマートレイ・ラボ」の設立
- 高機能住宅やシェルター向けの特殊市場対応開発
- 販路の拡大と連携強化
- 施工および保守体制の内製化
- 海外展開の準備費用

さらに、2025年に開催される「日本国際博覧会（大阪・関西万博）」での展示も見据えながら、次世代空調ソリューションとしての「SMART RAY」を社会に実装していくことが期待されています。これにより、さらなる成長を目指す意欲が感じられます。

スタートラインに立ったグリーンレイズ

代表の藤原淳之介氏は、「今回のプロジェクトを通じて、多くの方々からの信頼を頂きました。今後も新しい空調の選択肢を提供するため、技術革新に努める所存です。」と語っています。
同社は、単に空調機器を製造するのではなく、建築家や設備設計士など専門家との連携を通じて、導入のハードルを下げる解決策を追求しています。

経営陣からのメッセージ

グリーンレイズの経営陣は、FUNDINNOプロジェクトを通じて「空気の設計」という新しいコンセプトが多くの方に認識されてきたことに手応えを感じているとしています。これからも製品の進化を続け、社会への提供価値を最大化していくことを約束しました。

彼らは、今後の運営が単なる企業の利益追求にとどまらず、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。小さなスタートアップでありながら、着実なステップを踏み出しているグリーンレイズの今後に大いに期待が寄せられています。