東京虎ノ門の新時代を築くビジョンセンターの増床計画

東京虎ノ門のビジョンセンターが増床オープン

2025年9月29日、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」に直結した貸会議室「ビジョンセンター東京虎ノ門」が新たに6階を増床オープンする運びとなりました。この新設部分では、最大520名を収容可能な会議室8室が設けられ、従来のフロアを含めて、合計で最大1,900名を収容できる体制が整います。

増床の背景と目的

この増床の目的は、虎ノ門エリアにおけるビジネスニーズの高まりに応えるためです。この地域は、霞が関の官庁街、そして多くのオフィスが集まる大手町や丸の内、国際交流の拠点である六本木や赤坂に近接しており、アクセスの良さが強みとされています。そのため、貸会議室の需要も高まっているのです。

過去に開業したビジョンセンターは、4階と5階にある22室の会議室を使用してきましたが、増床することで、さらに多様な人数や用途に対応することが可能になります。新たに設けられる会議室は、企業研修やセミナー、個別商談、さらには試験会場など、あらゆるニーズに対応しています。

開放感あふれる空間

新設される6階の会議室は、天井高が約3メートルと高く、開放感が特長です。各部屋には最新の設備が整えられており、快適な空間をご提供することを目指しています。これにより、参加者はストレスなく会議や研修を行うことができ、企業様にとっても大きなメリットとなるでしょう。

今後の展開とビジョン

サンフロンティアスペースマネジメント株式会社は、この貸会議室事業を2015年に開始し、2019年に分社化しました。都心のオフィスビルの再生と活用に特化した専門企業として、空間の価値を高めることを目指しています。増床されたビジョンセンターは、さらなる利便性を追求し、地域のビジネス環境を支える重要な役割を果たすでしょう。

今後の計画としては、他の地域においても新規開業や既存施設の改善を進め、サンフロンティアグループ全体でのシナジーを強化していく方針です。宿泊や飲食サービスを含むワンストップサービスの提供により、利用者のニーズに応えていくことが期待されています。