MIRARTHホールディングスによるカシューナッツビジネスの進展
MIRARTHホールディングス株式会社は、カンボジア産カシューナッツ事業の推進を目的に新たな一歩を踏み出しました。グループ会社のMIRARTHエナジーソリューションズを中心に、2024年2月よりカシューナッツ加工事業及びその殻をバイオマス燃料として活用する研究に取り組みます。このたび、カンボジア王国商業省のCHAM Nimul大臣が来日し、意見交換を行ったことをお知らせします。
商業大臣との表敬訪問
9月3日、MIRARTHエナジーソリューションズの代表取締役谷口健太郎氏は、商業大臣CHAM Nimul、駐日大使のTUY Ry氏、商業省副長官のSAMHENG Bora氏と共に意見を交わしました。この会合により、カンボジア王国の経済発展とMIRARTHグループのカシューナッツ事業発展に向けたビジョンが共有されました。
大臣は、日本が関与することで生産が拡大し、多くの国での需要に応えることができると期待を寄せました。「カシューナッツを使用した多様な製品展開の可能性を模索し、特に中東市場を狙いたい」と発言しました。また、再生可能エネルギーへの取り組みが評価されたのもポイントです。
MIRARTHのカシューナッツ事業
同社は2024年6月にカシューナッツの品評会で「名誉賞」を獲得し、力強いスタートを切りました。また、オランダのNuts2 B.V.との提携により、カンボジア産カシューナッツがヨーロッパ市場に初めて輸出されることが決定しました。
今後は、2025年の大阪・関西万博において、カンボジア商業省との「意向表明書」と「基本合意書」の調印式を開催し、さらなるビジネス拡大を目指すことになります。
具体的な成果の報告
MIRARTHグリーンテックの谷口氏は、日本国内でのカシューナッツの販売状況や欧州への出荷について具体的な数値を示しました。ファミリーマートでのカンボジア産カシューナッツの販売開始が実現したことが若者の地元残留を促進し、経済の活性化につながると強調。
「カシューナッツは大粒で、口に入れるとクリーミーな味わい」を持っています。このような品質を維持しながらリーダーシップを取っていく姿勢は、多くの顧客に受け入れられることでしょう。
カンボジアとのさらなる連携を目指す
今回の商業大臣との交流が、今後の両国間の関係強化につながることに期待が寄せられています。地域の雇用創出と経済の発展、さらにはカシューナッツを通じた新たなビジネスチャンスの創出に向けて、MIRARTHグリーンテックは前進していきます。成功へと導く取り組みが今後どのように実を結ぶのか、その動向に注目です。
MIRARTHグリーンテックの取り組みが進む中、地域経済にも新たな風を吹き込むことが期待されており、今後の展開が楽しみです。