世界遺産・醍醐寺が“自ら消火する”革新的な消火剤を導入!
2024年に開創1150年を迎える、世界遺産・醍醐寺が、火災リスク対策として、画期的な消火剤『K/SMOKE』を導入しました。
近年、歴史的建造物の火災が相次いでおり、その重要性と課題が改めて認識されています。
醍醐寺は、過去に火災の被災経験を持つことから、貴重な国宝や重要文化財を未来へ継承するため、新たな防火対策として『K/SMOKE』を採用しました。
『K/SMOKE』は、火災の初期段階で自ら消火し、被害の拡大を防ぐ自己消火型消火剤です。
従来の消火設備では設置が困難だった場所に設置できるため、醍醐寺のような歴史的建造物の防火対策に最適です。
『K/SMOKE』導入の背景と意義
醍醐寺は、平安時代初期に開創され、15万点もの寺宝を有する、歴史と文化の宝庫です。
1994年には世界文化遺産に登録され、その価値は世界的に認められています。
しかし、老朽化や木造建築という構造上の問題もあり、火災のリスクは常に存在します。
醍醐寺では、文化財を守るために、様々な防火対策を講じてきました。
しかし、従来の消火設備では、文化財の保存や景観への影響、設置の困難さなどの課題がありました。
そこで、醍醐寺では、新たな防火対策として『K/SMOKE』の導入を決定しました。
『K/SMOKE』の特徴と効果
『K/SMOKE』は、人体に無害で環境にも優しい消火剤です。
- - 人体に安全: 世界で初めて、人体に無害なカリウムを主成分とした消火剤として開発されました。
- - 環境にやさしい: 地球温暖化係数・オゾン破壊係数が共にゼロ。既存の消火剤と比較して、汚損が少なく環境に優しいです。
- - 軽量コンパクト設計: 少量の消火剤で優れた消火能力を発揮します。
- - 施工・メンテナンスの簡略化: 設備が簡略化され、施工やメンテナンスの負担が大幅に軽減されます。
醍醐寺の未来を守るための革新的な取り組み
醍醐寺では、『K/SMOKE』を導入することで、国宝や重要文化財を火災から守るだけでなく、歴史と文化を未来へ継承するための新たな一歩を踏み出しました。
『K/SMOKE』の普及に向けた期待
ヤマトプロテック株式会社は、『K/SMOKE』の導入を推進することで、歴史的建造物や重要文化財の防火対策を強化し、日本の文化遺産を守っていくことを目指しています。
『K/SMOKE』は、歴史と文化を未来へつなぐための革新的な防火対策として、多くの文化財を守るために役立つことが期待されます。