GIFコミュニケーション新時代
2018-01-30 13:00:32
TenorとGIFLY、資本業務提携で新時代のGIFコミュニケーションを拡張
TenorとGIFLYが提携
米国のTenor, Inc.が日本のSTARP株式会社の連結子会社であるGIFLYと資本・業務提携を結びました。この提携により、双方のサービスの強化と、アジアでのユーザー拡大を目指す新たな動きが始まります。
Tenorの機能と影響
Tenor, Inc.はサンフランシスコを拠点とし、世界中のSNSプラットフォームにGIFアニメーションの検索サービスを提供しています。Facebook、Twitter、iMessage、GBoardなどの主要なSNSで広く利用されており、月間ユーザーは700万人以上、検索数は100億回を超えるという圧倒的な実績を誇ります。
ユーザーはTenorが提供するGIFアニメーションを簡単に検索し、シェアすることが可能で、現代のデジタルコミュニケーションにおいて欠かせないツールとなっています。加えて、GIF KeyboardやTenor Insightなどのさまざまなメディアも運営し、検索エンジンとしての地位を確立しています。
GIFLYの注目ポイント
GIFLYは、スマートフォンやPC向けにGIFアニメーションを作成・シェアできる新しいコミュニケーションプラットフォームとして、2016年にサービスを開始しました。現在、多くのメッセージングサービスが登場する中、非言語コミュニケーションの重要性が増しています。LINEが提供するLINEクリエイターズマーケットでは、スタンプや着せ替えの数が40万セットを超え、コミュニケーションスタイルが多様化しています。
GIFアニメーションを使用することで、メッセージに感情を込めたり、よりリアルな表現を行うことが可能なため、GIFLYはその重要性が認識されています。アジア市場でもこのトレンドを活かし、ユーザー数の増加を図る望みがあります。
資本業務提携の狙い
GIFLYは、メッセージングサービスの成長に伴い、新たなビジネスチャンスを捉えるべく、Tenorの持つグローバルなマーケティングノウハウを活用します。これにより、日本国内だけでなくアジア全体への展開を計画しています。
第一弾の戦略として、Tenor Japanのコンテンツパートナーにクオン社が選ばれ、さらに世界的なキャラクターの利用や新たなコンテンツ制作にも取り組む予定です。
STARPの役割
STARP株式会社は、様々なプロジェクトを推進するスタートアップスタジオです。GIFLYを含め、複数のプロジェクトを並行して立ち上げ、起業家支援や法人向けソリューションの提供を進めています。日本を元気にするために、新たな事業、そして社会的価値の創出を目指し活動しています。
この提携は、デジタルコミュニケーションの未来に大きな影響を及ぼす可能性を秘めており、今後の展開に注目です。
公式チャンネルの募集
さらに、Tenor Japanでは企業やキャラクター、ブランドなどの公式チャンネルを無償で募集中です。興味がある方は、公式サイトからお問い合わせすることができます。大変多くの問い合わせを受け持っているため、返答には時間がかかる可能性があります。
この動きが、ユーザーにとってより豊かで多様なコミュニケーションの選択肢を提供することになれば幸いです。
会社情報
- 会社名
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STARP株式会社
- 住所
- 東京都港区六本木7-5-6KCテラス3F
- 電話番号
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