「MIDORIオフィス」実施
2020-10-13 16:27:39

大阪の新しい挑戦!「MIDORIオフィス」でBCP対策の実証実験を実施

新たなBCP対策実証実験「MIDORIオフィス」



西尾レントオール株式会社は、都市再生における「BCP対策」と「賑わい創出」を目的とした実証実験「MIDORIオフィス」を大阪市で実施しています。この独自の取り組みは、10月17日までの期間中、大阪市北区にある「みどり」のリビングラボうめきた外庭SQUAREに本社機能を移転し、リモートオフィスを設置しての運営となります。

この実証実験は、通常業務を遂行しながら、自然災害や緊急事態発生時でも周囲の緑地で通常の業務が可能であるかを検証するものです。具体的な検証項目には、仮設通信環境での業務の実現性、屋外での仕事が働く人に与える影響、最適なビジネス環境を構築するための屋外オフィス家具の活用法などが含まれています。

また、新しい生活様式に基づいた賑わい創出にも力を入れており、国内外のデザインに優れたアウトドアオフィス家具やグランピング機材を配置した、新たなオフィス空間が展開されています。さらに、週末に地域住民と交流できる「はた楽day」といったプログラムも計画されています。

「うめきた外庭 SQUARE」は、都市再生機構が運営するこの実証実験の拠点であり、みどりとテクノロジーを融合させて、新しい生活様式によるビジネス環境のあり方を探りつつ、地域の将来ビジョンを考える場として機能しています。

実証実験の具体的内容



実証実験には3つのプログラムが設けられており、まず「BCP対策プログラム」では、仮設通信環境下で業務がどのように行われるかを確認します。さらに、屋外でのオフィスワークが働く人に与える影響についてもデータ収集を行います。

次に「賑わい創出プログラム」では、地元のスタートアップ企業との連携や関西大学とのコラボレーションによる屋外ゼミが開催されます。また、入社内定者に向けた研修も実施され、地域交流を図るプログラムも盛りだくさんです。

実験は2020年10月5日から始まり、期間中には多くの人々に開放され、直接的に参加する機会も与えられています。感染症対策にも十分配慮され、同時に現場に立ち入る人数が制限されています。

会社概要



西尾レントオール株式会社は、1959年に設立され、現在は大阪市に本社を構えています。代表取締役社長は西尾公志氏で、東京証券取引所市場第1部に上場している企業です。市場においても注目を集めており、4,334名の従業員を擁する大手企業です。

この「MIDORIオフィス」での実証実験を通じて、今後のBCP対策の取り組みに新たな道筋が見えてくることでしょう。また、大阪の都市再生と地域活性化にも大きな影響を与えることが期待されています。

会社情報

会社名
西尾レントオール株式会社
住所
大阪府大阪市中央区東心斎橋1-11-17心斎橋NTビル
電話番号
06-6251-7302

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