名古屋の名店『炭焼 うな富士』創業30周年の新たな挑戦
名古屋市で灰色の建物と魅力的な看板が目を引く『炭焼 うな富士』は、2025年に創業30年を迎える。この節目を祝う記念イベントが7月30日に開催され、様々な新しい取り組みが発表された。
創業からの歩み
1995年に名古屋市昭和区に華やかなオープンを果たした『炭焼 うな富士』は、選び抜かれた特大の「青うなぎ」を使用し、独特の調理法で名高い。30年の間に、人気店としての地位を確立し、ミシュランガイドや「食べログ百名店」にも選ばれるに至った。
30周年記念企画
創業30周年を祝い、2025年7月30日以降、毎月30日に開催される特別メニューが登場。数量限定の「幸腹肝3個増しメニュー」が提供され、通常の「肝入り上うなぎ丼」などのメニューが、価格はそのままに肝の個数を増量。お客様にとって特別な“幸腹体験”が味わえる。
また、7月30日当日には、その記念として創業者の水野氏から特製の祝い酒が振る舞われる予定であり、さらにLINE公式アカウント上で抽選が行われる“幸腹くじ”も毎月30日に開催される。このくじでは、豪華な食事券が30名の方に当たるチャンスがあるため、ファンにとって注目のイベントだ。
新たな企業理念「MVV」
この30周年にあたり、『かぶらやグループ』は新しいミッション・ビジョン・バリュー(MVV)も策定。新ミッション「幸腹の刻をともに。」を掲げ、お客様だけでなく、スタッフや全ての関係者も満たす食体験を実現することを目指す。このMVVの浸透を図るため、社員一同が一致団結してその実現に向け邁進していく構えだ。
ロゴとオフィスの刷新
同時に、新たなロゴデザインも発表された。頭文字の「か」をモチーフに、丸みを感じさせるデザインは、幸せいっぱいの様子を表現。商売繁盛を願ったデザインでもあり、見る人にダンスをしているような躍動感を感じさせる。
加えて、名古屋市中区からの事業拡大に対応するため、新オフィスも移転。旧オフィスの約3倍の広さを持つ新本社は、職場環境の改善に寄与する。新しいワーキングスペースでは、社員同士のコミュニケーションが円滑に行える設計が施されている。
セントラルキッチンの拡張
また、セントラルキッチンも移転・拡張され、生産スペースは従来の4倍に増加。今後は通販事業や新商品開発の強化を目指し、ますますの成長が期待されている。
社員を家族のように大切に
かぶらやグループは、会社の成長と共に社員も家族のように大切にしてきた。そのため離職率がほぼゼロという珍しい実績を持っている。これからもグループの理念を踏まえ、社員が安心して働ける環境を整えていく所存だ。
未来へ向けて
『炭焼 うな富士』の水野相談役は、自身の経験から生まれた「自分しか出せない味」を信じ、お客様に心から満足してもらえるうなぎ料理の提供を今後も続けていく意向だ。1人でも多くの人々に『炭焼 うな富士』の魅力を知ってもらい、全国・世界へとその味が広がる日を心から楽しみにしている。
この30周年を迎えた『炭焼 うな富士』は、創業の精神を大切にしながら新しい時代への挑戦を続けている。そして今回のイベントをきっかけに、さらなる成長と愛される店作りを目指して邁進していく。
会社情報
株式会社かぶらやグループ
- - 代表取締役社長: 榎本 渉
- - 所在地: 名古屋市中区古渡町19-9
- - 事業内容: 飲食店多店舗展開(飲食業態8店舗、うなぎ業態10店舗)
- - 年商: 約68億円(2024年度)
- - 公式サイト
このように、名古屋の名店『炭焼 うな富士』は30周年を迎え、これからの未来に向けた新たな挑戦へと歩みを進めている。