AIによるデジタルマーケティングリスク管理プラットフォーム「Trust Lens」12/10提供開始

デジタルマーケティングリスク管理の新しい展開

デジタルマーケティングの進化は止まることを知らず、企業にとって新たな挑戦が生まれています。特に、サイバーセキュリティリスクや広告コンプライアンス違反は、企業の価値や業績を直撃する重大な要因となり得ます。こうした中、本日紹介するのは、APRIO TECHNOLOGIESとREGAL COREが共同開発した「Trust Lens（トラストレンズ）」という新しい統合管理プラットフォームです。

Trust Lensとは何か？

「Trust Lens」は、企業が直面するデジタルマーケティングに関連するリスクを、AIの力を借りて一元的に可視化することを目的としたプラットフォームです。特にアドフラウド、サイバー攻撃、広告コンプライアンス違反の3大リスクを対象にしており、これまで個別に運用されていたリスク管理を統合することができます。

このプラットフォームは、非侵襲型技術を用いた最短72時間でのリスク診断と、独自のAIによる将来の脅威予測を組み合わせ、企業の経営判断に直結させることができます。また、リスク情報を一つの画面に統合し、検知した技術データを金額インパクトとして可視化することにより、IT領域に留まらず経営と連動した新しいデジタルリスクマネジメントを可能にします。

開発背景

昨今、企業のデジタルマーケティング活動が高度化する中で、アドフラウドによる広告費の流出や、Web改ざん、フィッシングといったサイバー攻撃のリスクが急増しています。このような脅威に企業が直面する中、それらのリスクを分散された部門で管理している現状が明らかになっています。サイバーセキュリティ部門、マーケティング部門、法務部門……これらがバラバラに情報を扱うことによって、迅速な意思決定が阻害されているのです。そこで、APRIO TECHNOLOGIESとREGAL COREは、専門知見と技術を結集し、企業がデジタルリスクを一元的に管理できる環境を整える必要があると考えました。

機能と導入の流れ

「Trust Lens」では、企業のニーズに合わせて3つのプランを提供しています。初期投資を抑えたモデルで、月額30万円から導入が可能です。企業はまず1〜3ヶ月の試験運用を実施し、その効果を確認した後に全社展開やサプライチェーンへの拡大へと進めることができます。これにより、企業はリスクを最小限に抑えつつ、戦略的な意思決定を行うことができます。

企業情報

REGAL COREは2021年に設立され、デジタルコンプライアンス領域のオピニオンリーダーとして、企業のリスク管理をサポートしています。一方、APRIO TECHNOLOGIESは2023年に設立され、特に金融セクターを中心に、サイバーセキュリティリスクの分析や管理を手がけています。これら2つの企業の協力により、「Trust Lens」は企業のデジタル領域における強力な武器となるでしょう。

『Trust Lens』により、企業はデジタル時代の新たなリスクに立ち向かう力を手に入れることができます。今後の展開に注目です。