地方創生研修
2024-09-30 16:41:37

パーソルホールディングス、奈良県で地方創生の新研修プログラムを開始

パーソルホールディングスと奈良県東吉野村の地方創生プロジェクト



「はたらいて、笑おう。」を企業理念に掲げるパーソルホールディングス株式会社は、奈良国立大学機構及び奈良県東吉野村と初の協業に乗り出し、地方創生をテーマにした新たな社員向け研修プログラムを10月より開始する。この取り組みは、地域と大学の連携を強化し、社員のキャリアオーナーシップを育むことを目的にしている。

協業の背景と目的



パーソルグループは2017年から公募型研修「@(アット)」を実施しており、冒険的な体験を通じて社員一人ひとりが新しい視点を得られる仕組みを採用している。このプロジェクトでは、奈良女子大学と東吉野村の協力により、参加者が実際に地域の課題に触れ、解決策を模索する場を提供する。

特に注目されるのが、本研修において形成される混成チーム。企業、大学、自治体、住民が協力し合い、地域の理解を深めることで地方の未来に新たな可能性を埋め込むことを目指す。

プログラムの内容と特徴



この研修プロジェクトの主なテーマは「地方創生事業のアイデア出し」であり、持続可能な地域経済の実現や次世代人材の育成を目指す。「産学官民連携」の原則に基づき、企業、大学、自治体、住民の協働による実践的スキルの開発を行う。

1. 産学官民連携: 異なるセクターからの参加者が一体となって地域問題に取り組む。
2. 越境型学習: 参加者は伝統的な枠を超えた体験を通じて、新たな視点を得る。
3. 実践型プログラム: 地方創生プロジェクトの立案を通じて、実践的なスキルを磨く機会を提供する。
4. 地域課題解決と個人のキャリア開発: 地域の課題を解決しつつ、参加者自身のキャリアも構築していく。

本研修で取り上げる具体的なテーマとしては、旧学校施設等の活用による地方創生や、都市と地域をつなぐクリエイターによるまちづくりプロジェクトなどが挙げられている。これらのテーマに基づいて3つの混成チームが構成され、共同作業を通じて地域への理解を深めていく。

キックオフイベントの詳細



プロジェクトのスタートを記念して、2024年10月26日にキックオフイベントが開催される。このイベントでは、プロジェクトの概要説明や参加メンバーとの交流が行われ、多様なバックグラウンドを持つ参加者たちが意見を交わす機会が提供される予定だ。

  • - 日時: 2024年10月26日(土)13時〜15時
  • - 場所: 旧四郷小学校会議室(奈良県吉野郡東吉野村)
  • - 参加者: 東吉野村村長、水本実氏、奈良女子大学教授、寺岡伸悟氏など

東吉野村の魅力



奈良県東吉野村は、約1,500人が暮らす自然に囲まれた村で、96%が森林に覆われている。この地域は吉野林業で有名で、高品質な木材産出の地として知られている。村内には歴史的な神社や重要文化財も多く、深い歴史と豊かな文化が息づいている。また、「クリエイティブヴィレッジ構想」を通じて新たな地方創生に取り組んでおり、地域の魅力を最大限に引き出すモデルを構築することに挑戦している。

結論



このような研修プログラムは、地域と企業が共に学び、協力しながら成長できる貴重な機会を提供するものであり、今後の地方創生プロジェクトのモデルケースとなることが期待されている。パーソルホールディングスが推進するこの取り組みは、地域の人々と共に未来を創り出す力強いステップとなるだろう。


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会社情報

会社名
パーソルホールディングス株式会社
住所
東京都港区南青山1-15-5パーソル南青山ビル
電話番号
03-3375-2220

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