松下徹の個展「見ること/Reframing」が渋谷で開幕！新しい視点の作品を体験しよう

松下徹の個展「見ること/Reframing」が始まる

東京都渋谷区に位置するOIL by 美術手帖ギャラリーで、松下徹による個展「見ること/Reframing」が2024年10月18日（金）から11月11日（月）までの期間にわたって開催されます。本展は、アートコレクティブSIDE COREのディレクターでもある松下の約1年ぶりの個展であり、新作を含む約10点の作品が展示されます。

展覧会の背景

松下徹はこれまで国内外での展覧会やアートプロジェクトに参加してきました。彼はアーティストとしてだけでなく、キュレーターやライターとしても幅広く活動しており、ストリートを起点に多様な表現を展開しています。また、震災復興や都市開発についてのテーマを通じて、その土地の文化に介入する活動も行っています。

彼の作品の特徴は、技術と自然を融合させた表現にあり、自然現象や科学的要素を意図的に作品として昇華することです。松下は、電気放電や塗料の化学変化を利用し、制御できない力を作品に取り入れています。この過程で、反復や「待つ」といった時間の重要性も強調され、現象の観察と偶然性を大切にしています。

展示内容

展覧会「見ること/Reframing」では、松下が過去作品を再構築し、作品そのものを観察しなおすプロセスが促されます。松下は、「過去の作品をコラージュし、新しい展示文脈を作ることによって、それらが意外と風景のように見える可能性があると考えています」と述べています。

展示される作品の一例として、《記憶によれば/According to reminiscence》という作品があり、木材にUVプリントとペンキで仕上げられたものとなっています。また、放電によるドローイング作品など新たなシリーズも紹介され、新しい発見が期待されています。

オープニングセレモニーとアクセス

オープニングレセプションは、10月18日（金）の19時から21時にかけて開催され、松下自身も在廊します。入場は無料で、予約の必要はありません。

OIL by 美術手帖は渋谷PARCOの2階に位置しており、渋谷駅から徒歩5分の便利な場所にあります。ギャラリーは11時から21時まで開いており、会期中は無休で訪問できます。展示作品は、会場ならびにオンラインのアートマーケットプレイスにて販売される予定です。