北海道美唄市とアキレスが災害協定を締結! 地域防災力向上に向けた連携強化
北海道美唄市は、2024年6月17日、アキレス株式会社と「災害時における避難所等で使用する製品の供給に関する協定」を締結しました。この協定により、美唄市内において災害が発生した場合、アキレス株式会社は避難所等で必要となる資機材を迅速に供給することで、被災者の救援活動や被災地の復旧活動を支援します。
アキレス株式会社は、レスキューボートやエアーテントなど防災関連製品の開発・製造を行っており、これまで12自治体と同様の災害協定を締結しています。近年、自然災害が頻発する中で、同社は防災事業を重要な事業の一つとして位置づけ、地域社会への貢献を積極的に進めています。
今回の協定締結は、美唄市とアキレス株式会社の連携強化を象徴するものであり、地域防災力の向上に大きく貢献するものとして期待されています。
協定の内容
本協定は、美唄市内において災害が発生、または発生する恐れがある場合に、避難時や避難所等で使用する資機材等をアキレス株式会社が供給することを定めたものです。具体的には、エアーテント、レスキューボート、ウレタンフォームマットレス、背負い式消火水のうなどが供給対象となります。
締結式でのコメント
締結式では、美唄市の桜井恒市長とアキレス株式会社の横山浩樹常務取締役が協定書に署名しました。
桜井市長は、近年頻発する自然災害への備えとして、行政だけでは限界があることを認め、企業との連携の重要性を強調しました。アキレス株式会社との協定締結が、市民の安全確保に大きく貢献すると期待感を示しました。
一方、横山常務取締役は、美唄市に工場を設立して50年、地域社会への貢献を重視してきたことを改めて表明しました。防災事業を重要な事業の一つとして位置づけ、地域防災に貢献できるよう努めていくことを宣言しました。
今後の展望
今回の協定締結は、美唄市とアキレス株式会社の連携強化の第一歩となります。今後、両者は連携を深め、地域防災力の向上に貢献していく予定です。
アキレス株式会社は、今後も防災関連製品の開発・製造に積極的に取り組み、災害発生時の迅速な対応と被災者の安全確保に貢献していくことを目指しています。