InfiniCloudとLOGIQが手を組む新しいクラウドサービス
静岡県のInfiniCloud株式会社と沖縄県のLOGIQ株式会社が提携し、エンタープライズ向けのプライベートクラウドサービス「LOGIQ Private Cloud」を2025年3月1日から提供することになります。この新たなサービスは、企業が安心してクラウドを利用できる環境を整えることを目的としています。
LOGIQ Private Cloudの特徴
1. 高信頼性の確保
このプライベートクラウドサービスでは、すべてのデータを国内のデータセンターに保管します。これにより、日本の法律や各種コンプライアンス要件を満たすことが可能となり、安全性の高いクラウド環境を実現します。
2. 災害にも強い高可用性
東京、中部、大阪の3つのリージョンを活用することで、万が一の災害や障害が発生した際にも迅速な切り替えができ、リスクを分散させることができます。これにより、事業の継続性を強化します。
3. VMwareからのスムーズな移行支援
特に、既存のVMware環境からのスムーズな移行を可能にするための専用ツールやプロセスが整備されています。これにより、移行コストやシステムダウンタイムを最小限に抑えることができます。
4. 優れたコストパフォーマンス
高いセキュリティレベルを維持しつつ、拡張性や柔軟性を考慮した最適なコストモデルを実現します。これにより、企業のIT予算の最適化も支援します。
InfiniCloudが提供する価値
InfiniCloudは、クラウドインフラの設計から運用まで、高品質なサービスを一貫して提供してきました。この新たなサービスでも、同社が培ってきたセキュリティや可用性のノウハウを最大限に発揮し、LOGIQと連携してエンタープライズ企業の課題を解決するのです。また、将来的なクラウド拡張やグローバル展開のニーズにも対応できる基盤が整備されており、企業の成長を支えるクラウド運用の最適化にも寄与します。
各社のエンドースメント
LOGIQ株式会社のCEO、切畠智人氏は、「LOGIQ Private Cloudは、オープンソース技術の専門集団が満を持してリリースするプラットフォームです。ベンダーロックインを排除し、お客様に真の自由をもたらすことができると自信を持っています。」と述べています。
一方、InfiniCloudのCEO、瀧康史氏も「LOGIQの先進的な技術に、我々のクラウド技術が加わることで、お客様に素晴らしい価値を提供することができる」との期待を表明しています。
まとめ
今後、InfiniCloudとLOGIQの提携により、より高い信頼性とセキュリティを備えたクラウドサービスが企業に提供されることになります。VMware環境からロックインされている企業の移行支援を通じて、真の自由のあるクラウド環境を提供できることに期待が寄せられています。これにより、エンタープライズ企業のビジネスの成長をサポートする新たな扉が開かれるでしょう。