AI時代に求められるエンジニア育成の新戦略
株式会社サポーターズが主催し、ビジネスメディア「PIVOT」とのタイアップ動画が公開されました。この動画では、サポーターズの代表取締役、楓博光氏と株式会社サイバーエージェントの専務執行役員、長瀬慶重氏との対談が行われ、AI時代に求められるエンジニア育成に関する意見が交わされました。
DXとITエンジニア不足の現状
「日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)が急務とされながらも、ITエンジニア不足が深刻化しています。特にAIの進化により、エンジニアの職務が代替されるのではないかという懸念も増しています。」と楓氏は述べます。この背景を踏まえ、エンジニアにはこれまで以上に高度なスキルや考える力が求められると指摘しました。
プロダクト発想型エンジニアの育成
「仕様書通りに作るだけのエンジニアから脱却して、社会に新たな価値を生み出す『プロダクト発想型エンジニア』を育てることが重要です。」と長瀬氏も同様の見解を示します。両者は、この新しいタイプのエンジニアを育成するために企業がどのような戦略を採るべきかを深掘りしました。
技育プロジェクトの取り組み
サポーターズが運営する「技育プロジェクト」は、全国の学生を対象とした学年不問のエンジニアキャリア育成プログラムです。このプロジェクトでは『自ら考え、自ら創るエンジニアの育成』を目指し、年間150回以上の学習イベントやハッカソンを通じて実践的なスキルを提供しています。
楓氏によると、このプログラムは「インプットとアウトプットを組み合わせた独自の育成サイクル」によって、参加者が即戦力となるように設計されています。これまでに55,000人以上の学生が参加し、累計2,000以上の作品が生まれています。
社会課題への挑戦
「技育プロジェクトを通じて、『社会・学生・企業』の三方よしを実現する仕組みを確立しています。」と楓氏は強調します。この取り組みは、深刻化するIT人材不足という社会的課題に対しても寄与しています。
サポーターズのビジョン
サポーターズは「カッコイイオトナを増やす」というビジョンのもと、2012年に設立され、約1,000社の企業への新卒エンジニア採用支援や、約7万人の学生に対するキャリア支援などを行っています。年間200回以上のイベントを実施し、国内最大級のエンジニア学生のデータベースを誇る企業です。
最後に
AIが進化するなかで、エンジニアが求められる資質や役割は変わりつつあります。企業や教育機関は、新たな育成戦略を模索し続けることが不可欠です。動画の視聴リンクも参考にしながら、今後のエンジニア育成の動向を注視していきましょう。
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