営業職初任給引き上げ
2025-12-19 15:53:28

オープンハウスグループ、営業職初任給を40万円に引き上げし人材採用促進へ

オープンハウスグループ、営業職初任給を40万円に引き上げ



株式会社オープンハウスグループ(本社:東京都千代田区)は、2027年度の新卒営業職の初任給を40万円に引き上げると発表しました。これは、現在の初任給36万円からの増額であり、同時に採用予定人数を400名に増やすことも明らかにしています。この施策は、営業人材の採用競争が厳しさを増す中で、やる気のある人材を引き寄せるためのものです。

営業部門は、同社の成長の核となっており、顧客との対話を通じてニーズを的確に把握し、それを基に最適な住まいを提案することを重視しています。このマーケットインの姿勢が全体の成長を支える重要な要素であり、そのためには優秀な営業人材の確保が不可欠です。

同社では、社員が活躍できる環境作りに力を入れています。その一環として、年7回の評価制度や明確なインセンティブ設計があり、働く意欲を高める仕組みが整っています。また、子育てや介護を支援する制度も充実しており、20代の社員の4割以上が年収1,000万円以上に達しています。

営業職の採用動向は、若年層の人口減少や働き方改革が影響しており、他社においても課題とされています。こうした状況において、オープンハウスグループは「やる気のある人を受け入れ、結果に報いる組織」を目指し、多様な施策を実施しています。

近年、同社は市場のインフレ要因に早期に対応し、初任給の引き上げもその一環としています。2022年4月には総合職の初任給を30万円から33万円に、2025年4月には36万円へと引き上げており、今後も社員の生活向上を図ります。

2023年9月期には売上高が過去最高の1兆円(1兆1,484億円)を記録しており、2025年9月期にはこれを超える1兆3,364億円を目指しています。この成長を支える基盤として、営業職の人材確保は非常に重要です。

また、オープンハウスグループでは入社支度金として30万円の支給や、独身寮の設置など、若手社員向けの福利厚生も充実しています。出産祝い金やベビーシッターの補助、卵子凍結費用のサポートなど、多様な支援施策を通じて、社員が安心して働ける環境を整えています。

営業人材の働き方に関連しても、勤務時間の柔軟性を持たせ、13時出勤を可能にするなど、ニーズに応じた労働環境の整備が進められています。年7回の評価制度に加え、インセンティブ制度により、成果に対する明確な報酬が提供されています。

さらに、同社ではDXやAIの導入にも積極的で、業務の効率化に取り組んでいるほか、メッセージングアプリを活用した営業活動も推進しています。これにより、若手社員も働きやすい環境が実現されています。

オープンハウスグループは、海外市場への展開も視野に入れながら、営業人材の育成と採用を進めていく方針です。顧客に信頼される企業を目指し、営業力を最大限に引き出すための戦略が注目されています。今後も同社の成長と人材戦略に期待が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社オープンハウスグループ
住所
東京都千代田区丸の内二丁目7番2号JPタワー20F(総合受付)・21F
電話番号
03-6213-0775

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