創元ミステリ賞決定
2024-08-09 12:14:01

第2回創元ミステリ短編賞、受賞作品が決定しました!

第2回創元ミステリ短編賞、受賞作発表



2023年8月6日、待望の第2回創元ミステリ短編賞の受賞作が発表されました。今回の受賞者に選ばれたのは、歳内沙都(さいうちさと)さんの作品「桜越しに空を撮る」です。このニュースは、日本のミステリ文学界に新たな息吹をもたらすものとなるでしょう。

受賞者のプロフィール



歳内沙都さんは1993年に京都府で生まれ、大阪府に在住しています。彼女は龍谷大学を卒業後、現在は会社員として働いていますが、作家としての才能を開花させました。彼女の受賞作には、桜を通じた独特の視点が盛り込まれており、文藝とミステリが融合した魅力的な作品に仕上がっています。

応募概要と選考経過



今回の創元ミステリ短編賞には、令和6年の3月31日までに496作品が応募されました。その結果、同年5月下旬に行われた1次選考で48作品が通過。さらに、6月下旬の2次選考では34作品が通過し、最終的には7月上旬の3次選考を経て5作品が候補作として残りました。

最終候補に残った作品は以下の通りです:
  • - 星井小禽「打上花火」
  • - 明日海あきら「ランドセルをめぐるギリギリの冒険」
  • - 歳内沙都「桜越しに空を撮る」
  • - 夏生季々「目統括部長奪還計画」
  • - 川満尚輝「浅き眠りの果て」

この5作品の中から、最終選考に進んだのは大倉崇裕さん、北村薫さん、辻堂ゆめさんの三選考委員による厳正な審査を経て、見事に受賞作が選ばれた日のことは、多くの読者にとって特別なものでした。

今後の展望



受賞作および選考経過については、10月に刊行される《紙魚の手帖vol.19》に詳細が掲載される予定です。この雑誌は、文芸界の新たな才能や作品を広めるためのプラットフォームとなっており、多くの読者にとっても楽しみな内容となることでしょう。

歳内沙都さんの作品がどのように評価されるのか、また、彼女の今後の活動にも注目が集まります。日本のミステリ文学はますます多様性を増しており、ここから新たな名作が生まれることを期待しましょう。

受賞を受けて、歳内さんは「自分の作品が評価されることができて嬉しい。読者の皆さんに喜ばれるミステリを書き続けたい」とコメントしており、その意気込みが感じられます。今後の執筆活動への期待が高まる中、彼女の作品がどのように進化していくのか楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社 東京創元社
住所
東京都新宿区新小川町1-5
電話番号
03-3268-8201

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