アリバカカオ販売開始
2024-01-10 08:00:01
赤坂・ママノチョコレートがエクアドル産アリバカカオを販売開始
東京・赤坂に位置するママノチョコレートが、伝統的な森林農法であるチャクラ農法認証を受けたアリバカカオ豆の販売を開始したという新たな動きが注目を集めています。エクアドルアマゾン原産のこれらのカカオ豆は、現地の先住民農業組合とのパートナーシップを通じて生産されています。2013年の創業以来、一貫してこの希少な品種に特化し、品質向上に努めてきた同社は、今回の新商品を通じて、その成果を具体的な形で顧客に届けることになりました。
新たに販売開始されたカカオ豆は、100g単位から購入可能で、1kg、3kg、20kgと様々なサイズでオンラインショップでも取り扱われています。また、業務用の大量購入については、直接の問い合わせを通じて対応しているため、飲食業界の方々にとっても利用しやすい内容となっています。
アリバカカオは、その独特の風味と香りが特徴で、チョコレートづくりにおいて非常に高く評価されています。特徴的な香りがあり、華やかで複雑かつ繊細な風味を持つと言われています。このカカオは、アリバナショナルコンプレックスと呼ばれる希少な品種から成り立っており、栽培にはトリニタリオやクリオロといった他の品種も利用されています。
今回の商品の栽培は、エクアドル・ナポ県アルチドナのウィニャック組合の小規模家族農家87世帯によって行われ、400〜700mの標高で育てられました。農薬や化学肥料を使わないチャクラシステムに基づく自然森林農法が採用され、2023年4月に収穫が行われています。
このカカオ豆に関しては、USDA-ORGANICやECBIO141 Non-EC Agricultureなど、複数の認証を受けているため、安心して使用できる品質が保証されています。収穫後のポストハーベスト処理も丁寧に行われ、選別作業や発酵、乾燥を経て市場に出されるまでのプロセスが重要視されています。
カカオ豆の発酵率は88%で、欠陥豆や虫害、カビなどの問題も見られず、非常に高い品質が確保されています。また、輸送方法にも配慮し、15度以下の定温での運搬が行われ、適切な保管条件で維持されています。
ママノチョコレートの新たな挑戦は、エクアドル産アリバカカオ豆を使用したチョコレート制作の可能性を広げ、顧客に新しい味わいを提供することを目指しています。今後、この特別なカカオ豆がどのように料理され、さまざまな製品に生まれ変わるのか、大いに期待が寄せられています。ママノチョコレートのオンラインショップでは、ぜひこの魅力を体感してみていただきたいと思います。
会社情報
- 会社名
-
株式会社コータロー
- 住所
- 東京都港区赤坂3-8-8赤坂フローラルプラザビル一階
- 電話番号
-
03-6441-2744