新たなバーチャル体験の可能性、株式会社カムビアス
コロナ禍以降、私たちの生活様式は大きく変化しています。在宅での活動が推奨される中、実際の店舗や商品の展示方法も見直されるようになりました。この変化に応じ、株式会社カムビアスは没入体験を重視したバーチャル空間データプラットフォームのサービスを開始しました。これは、特定の場所を訪れているような感覚を提供するリアルな3Dバーチャル空間を実現します。
1. バーチャル空間データプラットフォームとは?
カムビアスのバーチャル空間データプラットフォームは、自宅に居ながらにしてリアルな場所を体験できる環境を整えています。3Dカメラを利用して、企業や店舗、不動産などの映像を撮影し、それをつなぎ合わせて美しいバーチャル空間を構築します。さらに、その空間に静止画や動画をリンクすることができ、Googleマップとの連携も完備されています。こうした工夫により、展示や販売の魅力を最大限に引き出すことが可能です。
2. 主なサービス内容
カムビアスの新サービスは、次のような特徴があります:
1.
店舗や不動産の撮影:お客様の要望に応じて、訪問し高精度で撮影を行います。
2.
生成されるバーチャル空間:撮影した画像を用いてダイナミックなバーチャル空間が制作されます。
3.
情報を結びつける:作成した空間に静止画や動画、URLをリンクし、利用者にわかりやすく情報を提供。
4.
メンテナンスの提供:年間メンテナンスも行い、長期間にわたって安心して利用できます。
3. バーチャル空間の主な機能
バーチャル空間の特徴として、以下の機能が挙げられます:
- - ドールハウスビュー:クラウドに物件データをアップロードすると、自動的に3Dのドールハウスビューが生成されます。このビューを使うことで、物件の全体像や空間の流れを直感的に理解できます。
- - グループウェア『Notes』との連携:このツールを使用することで、空間内でコメントやファイルの共有が可能となり、効率的なプロジェクトマネジメントが実現します。チームでのコミュニケーションが円滑になります。
- - Tags機能:3Dモデル内にポップアップノートやリンクを埋め込むことができ、空間内の表示ポイントを際立たせることができます。
- - Googleストリートビュー連携:この機能を利用すると、3Dモデルをインターネット上で公開可能。これにより、より多くの顧客にアプローチできるチャンスが広がります。
4. 業界別活用事例
特に不動産や小売業界では、このサービスの効果が顕著です。3Dバーチャルツアーを利用することで、顧客はいつでも物件を確認できるため、利用率は高まり、質の高い見込み客を引き付けることが可能。また、小売業では、3Dモデルを使って商品の展示やデザインを計画することができ、実際に訪問する手間を省き、効率的な販売活動が実現します。
5. 価格とプラン内容
カムビアスでは、以下のプランを提供しています:
- - ミニマルプラン:初期費用がキャンペーン中に限り5万円、年間ランニングコストが2万円。
- - オリジナルプラン:撮影回数に応じてサービス内容や価格が変動します。
6. 会社の概要
株式会社カムビアスは、2019年に設立され、バーチャル空間だけでなく、サイネージソリューションなども手掛けています。
本社は東京都大田区にあり、代表は遠藤文紀氏。今後も革新的なソリューションを提供し続けることでしょう。
他業種との連携も進め、バーチャル体験の可能性をさらに広げていくカムビアスの動向に注目です。