医事DXの新時代
2025-12-25 15:53:31

医事DXを実現へ!ニチイ学館とUSEN-ALMEXが共同トライアル開始

ニチイ学館とUSEN-ALMEXの共同トライアル



医療のデジタルトランスフォーメーション、略して「医事DX」という言葉が注目を集めています。この度、株式会社ニチイ学館と株式会社USEN-ALMEXが協力し、医療機関の外来窓口業務における人手不足を解消するための共同トライアルを開始しました。この取り組みは、ICT(情報通信技術)の導入を通じて医療現場の生産性向上を目指すものです。

背景



現在、医療機関は深刻な人手不足に直面しており、医療従事者の負担が急増しています。この状況を打開するためには、業務の効率化とともに、働きやすい環境の確保が求められています。政府もこれを受けてデジタル化を進める方針を打ち出しており、医療業界におけるDXはますます重要な課題となっています。

このような背景の中、ニチイ学館は医療事務受託の経験を活かし、USEN-ALMEXの先進的なICTソリューションと協業することで、現場の実情に即した支援を提供する方針です。従来のプロセスを見直すことにより、生産性を飛躍的に向上させる可能性を探ります。

一体何が行われるのか?



共同トライアルの対象となるのは、医療事務スタッフが多く、業務が複雑に絡んだ「外来業務」です。この分野に特化した取り組みが以下のように進められます。

1. ICTソリューションの導入: USEN-ALMEXが提供するデジタル化技術を用いて、外来受付業務をICT化。
2. 業務プロセスの最適化: ニチイ学館の知見に基づいて、業務分析を行い、効率的な人員配置を再検討。
3. 業務の効率化による負担軽減: 業務負担を軽減することで、医療事務スタッフが患者に寄り添ったサービスを提供できるよういうカスタマイズした機能を実装致します。

トライアル対象病院



1. 兵庫県立はりま姫路総合医療センター
2. 一般財団法人脳神経疾患研究所附属総合南東北病院
3. 地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構日本海総合病院
4. 松江赤十字病院
5. 福岡赤十字病院

これらの医療機関がトライアルに参加し、情報交換を行いながら効果的な解決策を模索します。

期待される効果



今回の共同取り組みは、単なる業務の効率化にとどまらず、全体のサービス品質向上にも寄与することが期待されています。トライアルが成功すれば、他の医療機関にもICT技術が浸透し、さらなる利便性の向上やコスト削減につながるでしょう。

兵庫県立はりま姫路総合医療センターでも、人手不足が深刻化する中で、USEN-ALMEXのICT技術を利用して「人でなければできない業務」と「ITでも可能な業務」の明確な区別を行い、質の高いサービスの維持と生産性向上を同時に実現しようとしています。

今後の展望



ニチイ学館とUSEN-ALMEXは、今回の成果をもとに、さらなる連携の深化を図り、医事DXの推進による医療現場の課題解決に向けた取り組みを継続していく方針です。これは、今後の医療業界に新たな価値を提供する大きな一歩となるでしょう。

会社情報


ニチイ学館


  • - 会社名: 株式会社ニチイ学館
  • - 所在地: 東京都千代田区神田駿河台4-6御茶ノ水ソラシティ
  • - 代表者: 中川 創太
  • - URL: ニチイ学館公式サイト

USEN-ALMEX


  • - 会社名: 株式会社USEN-ALMEX
  • - 所在地: 東京都品川区上大崎三丁目1番1号目黒セントラルスクエア
  • - 代表者: 坪井 将之
  • - URL: USEN-ALMEX公式サイト


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社ニチイ学館
住所
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ
電話番号
03-5834-5421

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。