夏休みの宿題はいつ終わらせた?
夏休みは、子どもたちにとって楽しみな季節です。しかし、楽しい思い出の裏には、宿題に苦しむ姿もあったことでしょう。最近、株式会社NEXERが青山ラジュボークリニックと共同で行った「夏休みの宿題」に関するアンケートの結果を紹介します。500人以上の方が回答したこの調査では、宿題の進め方とその実態が明らかになりました。
調査概要
調査は2024年7月25日から8月2日まで実施され、全国の男女1000名が対象となりました。宿題に関するいくつかの質問が寄せられ、子ども時代の体験や、今の自分の子どもに対する宿題の進め方についても尋ねられました。
小学生の頃、宿題はいつ終わらせた?
調査の結果、小学生の頃の宿題を「夏休み最終日あたり」に終わらせたと回答した人は26.6%もいました。これは多くの学生が、遊びを優先し、宿題を後回しにしていたことを示しています。
一方で、早く宿題を終わらせることに成功した人々の中には、夏休みを思いっきり楽しむためといった理由が多く見受けられました。「早く終わらせて遊びたい」、「宿題を気にせず思い切り遊びたい」という意見が多く、宿題に対する取り組みが個々の性格にも影響されていることがわかります。
子どもの宿題、いつ終わらせている?
自分に子どもがいる方々に、自分の子どもが宿題を終わらせるタイミングについても尋ねました。すると、42.2%の方が「夏休みの後半」に終わらせていると回答しています。多忙だったり、遊びたい気持ちが強かったりすることで、宿題が後回しになる傾向があるようです。
また、子どもに宿題を促しているかと尋ねたところ、54.9%が「促している」との回答。理由として「早く終わらせれば遊べるから」「後で苦労するのが嫌だから」といった意見が寄せられました。親としては、子どもに計画的に宿題を進めさせたいという思いが強いようです。
宿題を早めに終わらせるための工夫
さらに、子どもの宿題を早めに終わらせるために工夫をしているか聞いてみると、24.6%が「工夫している」と返答しました。具体的には、スケジュールを組むことや、終わったら遊びに行くというインセンティブを提供する方法が見られました。「午前中に宿題を済ませるよう促す」「自由研究のテーマを早めに決める」といった取り組みが多くの家庭で行われていることがわかります。
まとめ
この調査結果から、宿題に対するアプローチや価値観が年齢や環境により異なることが明確になりました。子どもたちが夏休みを楽しみつつ、計画的に宿題を進められるようなサポートが必要ですね。