VALT JAPANが国際規格認証を取得
VALT JAPAN株式会社及びその子会社であるVALT JAPAN DIC株式会社が、2025年5月19日、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO/IEC 27001:2022」と国内規格「JIS Q 27001:2023」の認証を取得しました。この重要な決定は、組織がデータ保護の強化に取り組んでいることを示すもので、情報セキュリティに関する体制をより一層整備し、信頼性の向上を図るものです。
ISMS認証取得の背景
VALT JAPANは「就労困難者の大活躍時代をつくる」という理念のもと、障害者専用BPO「NEXT HERO」や障害者雇用支援事業など多岐にわたる取り組みを行っています。このような活動を通じて、障害や難病を抱える人々に就労の機会を提供し、生活の質を向上させることを目指しています。これに伴い、ステークホルダーとの信頼関係を築くために、機微な情報を取り扱う際の情報セキュリティに対する責任を果たす必要があります。そのため、ISMS認証の取得が実現しました。
この認証は、適切なセキュリティ管理体制を確立している組織に対して付与されるもので、実際には情報の機密性、完全性、可用性を維持するための管理体制を構築し、リスクマネジメントや継続的改善を行うことが必要です。VALT JAPANは、未来に向けてセキュリティ体制のアップデートを続けていく方針です。
ISMS認証の詳細
VALT JAPANが取得したISMS認証について、その詳細は以下の通りです。
- - 認証規格: JIS Q 27001:2023(ISO/IEC 27001:2022)
- - 認証登録番号: JP25/00000148
- - 審査登録機関: SGSジャパン株式会社
- - 初回登録日: 2025年5月19日
- - 対象範囲: 障がい者特化型BPO事業「NEXT HERO」、障がい者雇用支援事業、延岡産品EC「のべちょる」運営事業など。
企業の成り立ちと今後の展望
VALT JAPANは2014年の設立以来、「就労困難者が仕事を通じて活躍できる新たな社会インフラの構築」をビジョンに掲げ、就労困難者向けのDXプラットフォーム「NEXT HERO」を運営しています。約10年の間に全国47都道府県で12,000名以上の就労困難者とネットワークを築き、400種以上、1,500件を超える業務を展開してきました。
2024年にはデジタル業務に特化した就労支援事業所であるVALT JAPAN DICを設立し、鎌倉、延岡、丸の内の3箇所にデジタルイノベーションセンターをオープンしました。これにより、今後もより多くの就労困難者に支援を提供し、企業との新たなマッチングを図ることを目指しています。
VALT JAPANの情報セキュリティ方針
当グループは、社内およびお客様からお預かりした情報資産を保護するため、包括的な情報セキュリティ方針を策定しています。今後もこの方針に基づき、すべてのデータを安全に取り扱い、信頼性を堅持していく所存です。詳細な情報セキュリティ方針については、公式ウェブサイトにて公開されています。
そのため、VALT JAPANは、今後も情報セキュリティの強化に注力しながら、就労困難者の活躍を支援し続け、社会に貢献する企業であり続けます。