新連載のご紹介
新たな試みとして、野村春眠氏による連載『名僧の書を紐解く〈禅宗編〉』が10月3日より「ちえうみPLUS」でスタートします。この連載は、仏教が誕生したインドから日本に渡り、また多くの名僧たちが伝え残した教えを照らすものです。特に、鎌倉時代の祖師たちや日本仏教界に名を残す名僧たちが遺してきた書物を中心に、その思想と核心を深く探ります。
第一回の内容
第1回目は、禅僧である山本玄峰の著作『無門関提唱』を取り上げます。この作品は、大法輪閣から出版されたもので、禅の教えを理解する上での重要な鍵を提供しています。今後の連載では、こうした名僧の思想や人物像に迫りつつ、仏教の教えの本質が何であるかを考察していきます。
こちらから第1回の記事を読むことができます:
無門関提唱
「ちえうみPLUS」について
「ちえうみPLUS」は、仏教や宗教に関心を持つ多様な人々と共に学びを深め、実践的な智慧を広げることを目指した新しいメディアです。連載、インタビュー、コラム、書籍レビューなど、さまざまな形で仏教の知恵を発信しています。イベントや動画配信も行っており、広範な情報提供を行っています。
このメディアは、「智慧海」と名付けられ、仏教の智慧が海のように広がる場を目指しています。こちらから詳細情報にアクセスできます:
ちえうみ
野村春眠氏の紹介
野村春眠氏は、昭和28年に京都で生まれ、1976年に同志社大学の文学部を卒業しました。その後、司法書士として4年間の勤務を経て、1980年に黄檗宗にて出家得度を果たしました。1990年には黄檗宗の和尚として他者を導き、2004年に還俗されました。彼の主な著書には、『無門関』全48則や『法華七喩おもしろ噺』、さらには『サラリーマン出家騒動記』などがあります。
彼の著作や活動を通じて、仏教の深い教えや文化に触れる機会を得られるのは、非常に貴重な経験です。
連載情報のまとめ
この新たな連載は、仏教の教えを深く理解したいと考えているすべての人々に向けられています。名僧たちが遺した書を通じてその思想を深堀りし、現代の私たちにも通じるメッセージを受け取ることができるでしょう。今後の連載にも是非ご注目ください。
詳細は以下からご覧いただけます:
連載一覧
そして、「ちえうみPLUS」と「ちえうみ」の運営を行っている株式会社佼成出版社は、仏教に対する深い理解を持ったコンテンツを提供し、幅広い知識を社会に普及させることに尽力しています。これは仏教界にとって、重要な一歩となることでしょう。