日本の未来のくらし
2025-09-26 17:33:06

Co-Design Challenge Pitch #5で未来の日本のくらしを探る

「Co-Design Challenge Pitch #5」で未来の日本のくらしを探る



2023年9月22日、「Co-Design Challenge Pitch #5」が大阪・関西万博のフューチャーライフヴィレッジにて開催されました。このイベントは、2025年の万博に向けて、我々のくらしをより良くするための新しい発想やプロダクトを紹介する機会として設けられました。

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が主催するこのプログラムは、デザインとものづくりの観点から、日本の新しい価値を探求するものです。第5回目の開催の場において、コクヨ株式会社、&SPACE PROJECT、株式会社友安製作所の3社が、それぞれが抱える社会課題へのアプローチや、未来に向けたビジョンを熱く語りました。

プロジェクトの背景と目的



この「Co-Design Challenge」は2018年に万博開催が決まった後、未来に向けた新たなモノづくりを考える場としてスタートしました。日本は今、多くの社会的課題に直面しており、それに対する解決策を模索する必要があります。万博が契機となり、様々なプレイヤーと共に新しい実験や挑戦が行われています。

プロジェクトに参加する企業は、自社の課題を解決するために市民の信頼を得て、地域とのつながりを深め、その結果として新たな製品やサービスを世に送り出すことを目指しています。今回は3社が登壇し、彼らの vision と実績について具体的に紹介していきます。

登壇者の紹介



コクヨ株式会社


初めに登壇したのは、コクヨ株式会社の酒井宏史氏です。彼は「地域木材を活用したベンチ」を製作し、地域活性化を目指しています。ワークショップでは地元の高校生が参画し、小物作りやベンチの組み立て体験を通じて、万博参加への意欲を高めています。酒井氏は「万博に設置するベンチを通じて、新たな価値の追求ができた」とその手応えを語りました。

&SPACE PROJECT


続いては、&SPACE PROJECTの中井章郎氏が登壇しました。彼のプロジェクトは、宇宙産業の可能性を探るもので、北海道の宇宙港を舞台にアップサイクル家具「宇宙タンクベンチ」を制作。彼は、宇宙産業が私たちの日常にどのように関わるかを伝えることの重要性を説き、地域活性化をも目指すと強調しました。

株式会社友安製作所


最後に登場したのは、友安製作所の松尾泰貴氏です。彼は「FactorISM」というプロジェクトを立ち上げ、地元の廃材を活用したスツールやテーブルを制作しています。地域企業とアーティストとのコラボレーションを通じて、廃材に新たな価値を吹き込み、次世代へと技術を継承していく努力を続けています。

クロージングトーク


イベントの最後には、登壇者が一堂に会し、未来のモノづくりについて語り合いました。社会的価値の確保や地域密着型の仕組みの必要性について話し合われ、各社が抱く未来へのビジョンが共有されました。

まとめ


「Co-Design Challenge Pitch #5」は、未来の日本のくらしを考える重要な機会となりました。参加各社の熱意がもたらす新たな挑戦やアイデアが、これからの日本のデザインやものづくりの未来を切り拓くことに期待が寄せられています。各社の成果は、万博を通じて一般市民と共有され、より良い未来の実現に向けた一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
住所
大阪府大阪市住之江区南港北一丁目14番16号
電話番号

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