KAIグループがぎふSDGs推進パートナーに認定
岐阜県関市に本社を置く、グローバル刃物メーカーのKAIグループ(カイ インダストリーズ株式会社)が、新たに「ぎふSDGs推進パートナー」の最高ランクである「ゴールドパートナー」に認定されました。この認定を受けて、2023年9月11日(木)には岐阜県庁において登録証の授与式が行われ、KAIグループの代表者が出席しました。
ぎふSDGs推進パートナー登録制度とは
この制度は、岐阜県が企業のSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを広め、支援を提供することを目的としています。登録は「ゴールドパートナー」と「シルバーパートナー」の2つのカテゴリーがあり、KAIグループはその中で最高位であるゴールドパートナーに位置付けられました。これにより、同社の取り組みが広く認知され、支持を受けることが期待されます。
KAIグループのSDGsへの取り組み
KAIグループは、環境や社会、経済の3つの領域において、SDGsの達成に向けた施策を推進しています。特に、同社が保有する特許権の73%がSDGsに関連していることは、キッチン用品やビューティケア用品、医療用具といった多岐にわたる製品の開発を反映しています。このような活動を通じて、KAIグループは多様なSDGsの目標を支援することに貢献しています。
特許・意匠の出願や受賞歴
KAIグループはSDGs関連の製品やサービスに関する特許・意匠の出願が増加しており、特にカミソリの分野では業界No.1のSDGs対応商品数を誇っています。代表的な製品として、2021年に発売した「紙カミソリ®」があります。この製品は環境に配慮した脱プラスチック仕様であり、ハンドルには紙、刃体には金属を使用しています。
「紙カミソリ®」は、業界内で高いシェアを持つだけでなく、多数の賞も受賞しています。「iF DESIGN AWARD 2022」の最高賞であるiFゴールドアワードや、2021年度のグッドデザイン賞、さらには経済産業省からの賞も受けています。これらの受賞は、KAIグループが独自の技術とデザインで持続可能な取り組みを行っている証と言えるでしょう。
未来に向けたビジョン
KAIグループは今後も、環境負荷を低減する製品やサービスを開発し、持続可能な社会の実現に向けた努力を続けます。持続可能な事業成長を目指して、社会課題に対する解決策を提供し、企業価値の向上を図るという信念のもと、今後の展開を見守っていきたいと思います。
詳細については公式ウェブサイトを創り、最新情報のチェックを忘れずに。