ウマヅラハギフェア
2020-07-17 10:45:22

都心にいながら満喫!ウマヅラハギを味わうフェア開催中

日本の都市部でありながら、南国の島を思わせる特別な体験ができるイベントが開催されます。新潟県粟島浦村の名産、ウマヅラハギを通じて、漁業再生に向けた取り組みを応援する「ウマヅラハギフェア」が、離島百貨店で7月20日から8月16日まで実施されます。このフェアは、料理や飲食を通じて、都会の人々に島の味を届ける参加型の催しです。

フェアの概要と特典


涼しげな夏を感じるこの時期、イベントでは参加者が離島百貨店で提供されるウマヅラハギの煮付けを無料で味わうことができ、簡単なアンケートに答えることで、その味や提供方法に関する貴重なフィードバックを得る狙いがあります。これは、現在「魚離れ」と言われる中、都市での魚への需要を把握するための重要な一歩となるでしょう。

試食の際には、夏らしさを感じる梅煮に仕上げられたウマヅラハギの旨さを存分に楽しんでいただけます。また、同期間中には離島百貨店の屋外テラスで「島酒テラス」も開催され、地元の焼酎やクラフトビールとともに、ウマヅラハギやハタハタ、さらには粟島浦村特産の枝豆「一人娘」を使った料理を味わえます。

背景にある粟島浦村の漁業再生プロジェクト


新潟県に位置する粟島浦村は、豊かな海に囲まれた小さな村ですが、近年は人口減少や漁業者の高齢化が進んでいます。この村で活動する一般社団法人離島百貨店は、2019年から漁業再生プロジェクトを立ち上げ、地元の資源を無駄にせず、持続可能な形で消費につなげるという新しいビジネスモデルを模索しています。

プロジェクトの一環としては、地元のお母さんたちによるウマヅラハギの加工が含まれています。鮮度を損なうことなく、下処理済みの状態で販売されることで、都市部での料理が手軽に行えるよう支援しています。このフェアは、実際に都会の消費者とつながることで、さらなる販路開拓を目指しているのです。

離島百貨店と離島キッチンの取り組み


全国の離島を繋げるプラットフォームとして設立された離島百貨店は、多くの離島が抱える問題を解決するため、地域の人材育成や産品の販売促進に取り組んでいます。さらに、松江市に位置する離島キッチンは、全国の離島からの食材を扱い、都市部での地元食材の魅力を広げています。

このような取り組みを通じて、地方の資源を都会の食卓に届けるだけでなく、各地域が抱える問題を解消し、持続可能な発展を目指しています。

「ウマヅラハギフェア」では、単なる食事の提供だけでなく、食を通じて島の魅力や問題意識を共有し、新しい形の地域貢献を掲げています。貴方もぜひ、このフェアに参加してみてはいかがでしょうか。都会に居ながら島の新鮮で美味しい料理を楽しむ絶好の機会です!

会社情報

会社名
一般社団法人離島百貨店
住所
東京都千代田区平河町2‐16‐9永田町グラスゲート5階
電話番号
03-6805-2539

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