ウポポイで楽しむ秋の特別企画
北海道白老町のウポポイ(民族共生象徴空間)では、2024年9月14日(土)から23日(月・祝)にかけて、特別なプログラムが予定されています。この期間は「見ごろ、学びごろ、ウポポイの秋」と題し、アイヌ文化に関するさまざまなイベントが用意されています。
特別展示「驚異と怪異―想像界の生き物たち」
国立アイヌ民族博物館では、特に注目される展示が行われます。第9回特別展示「驚異と怪異―想像界の生き物たち」では、不思議な生き物たちがテーマとなっています。人魚や河童など、様々な霊獣や怪獣が集結し、絵画や書籍を通じてその多様性を紹介します。この展示は、2024年9月14日から11月17日まで開催され、参加には特別展示観覧料が必要です。料金は大人が300円、高校生が200円となっています。
講演会や実演で深まる知識
特別企画の一環として、白糠アイヌ協会の会長を務める天内重樹氏がサケをテーマにした講演を行います。秋の恵みをテーマにした講演会が多く予定されており、参加者はアイヌ文化への理解を深めることができます。また、料理やサケの解体実演といった実践的なプログラムも開催され、参加者はアイヌの人々の食文化に触れることが可能です。
イベントの詳細情報
特別企画は、9月14日(土)から始まります。営業時間は平日が9:00から18:00、土日祝は9:00から20:00となっています。9月17日(火)は特別開園日です。各プログラムには定員が設定されているため、参加希望の方は事前に申し込みを行う必要があります。
参加できる具体的なプログラムも豊富です。例えば、サケの解体実演や、語り部のトークセッション、アイヌの伝統芸能が披露されるイベントなどがあります。特に、講演会ではサケ漁の伝統やアイヌ文化の知恵に基づく食事について学ぶ絶好の機会です。
グルメとお買い物も充実
このイベントに合わせて、グルメとショッピングも楽しむことができます。サケをテーマにしたフェアも同時開催され、地元の飲食店では季節の料理が提供されます。ウポポイ内のショップでも特別商品が並ぶため、土産物の購入にも最適です。
伝統を感じる場
ウポポイはアイヌ文化の復興を目的とした施設です。自然に囲まれた素晴らしい環境の中、アイヌ文化や歴史を様々な角度から体験できるのが大きな魅力です。豊かな自然と共生しながら、アイヌの豊かな文化に触れてみてはいかがでしょうか。これからの秋の深まりと共に、ウポポイでアイヌ文化の奥深さを感じる特別な10日間をお楽しみください。
公式情報
イベントの詳しい情報や参加申し込みについては、【公式ウェブサイト】(https://ainu-upopoy.jp/)をご覧ください。また、SNSでも最新情報を発信しているので、InstagramやFacebookも要チェックです。