システムエグゼが新たに提供するスクールバス運行管理サービス「スモプラ」
株式会社システムエグゼは、新しいスクールバス運行管理サービス「スモプラ」を自治体および学校向けに提供開始しました。このサービスは、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)を活用し、これまで地方自治体向けに展開してきたMaaS(Mobility as a Service)ソリューションを、スクールバス運行管理に必要な機能に特化して最適化されたものです。
スモプラの特長
「スモプラ」は、児童生徒の乗降情報やバスの位置をリアルタイムで可視化することで、保護者への通知や運行スケジュール、ルートの一元管理を実現します。バス1台とタブレット端末1台から導入可能なこのシステムは、小規模な実証実験から段階的に利用を開始することができるので、無理なく導入を進められます。
背景と課題
近年、学校統廃合の進展に伴い通学距離が延びる中、スクールバスの運行が必要としている自治体は増加しています。しかし、運行管理は依然としてアナログな手法で行われていることが多く、特に電話や紙に頼るケースが目立ちます。さらに、クマの出没や大雪などの突発的な事象に対し、運行の見合わせや変更を関係者に連絡する際の負担も相当なものです。
これらの課題に取り組むため、システムエグゼは従来のMaaSソリューションをスクールバス向けに再構築し、「スモプラ」として提供することにしたのです。
スモプラの利用法
「スモプラ」は、車載用タブレットを通じてNFCカードや二次元コードを読み取ることによって、乗車・降車情報をデジタルで管理します。保護者はスマートフォンを使って、子どもたちの乗降状況やバスのリアルタイムな位置情報を確認することができるため、安心感が得られます。
教育委員会や学校側でも、管理ポータルを通じて運行スケジュールやルート、乗降記録を一元的に管理できるため、運行業務の効率化につながります。さらに、乗降情報や運行状況を保護者に自動で通知する機能も搭載しており、安全管理面でのサポートも充実しています。これにより、児童生徒の置き去りや乗降確認の問題にも対処可能です。
実証実験の結果
2025年、山形県鶴岡市にて株式会社野村総合研究所と協力し、実証実験を行いました。この実験では、山間部におけるリアルタイム運行把握により、保護者の安心感を確保しつつ、運行管理の負担軽減が実証されました。
将来の展望
「スモプラ」は、通学の範囲を超え、災害時の避難や部活動の地域移行時の送迎などにも活用される可能性があります。また、地域の高齢者の通院や観光客の周遊にも広く役立てられることが期待されています。
システムエグゼは今後とも、地方自治体が持続可能な交通インフラを築く手助けを続けていく考えです。
会社情報
株式会社システムエグゼは1998年に設立され、東京都中央区に本社を置く企業です。その事業内容は、システムインテグレーション事業や製品・サービスの開発・販売など多岐にわたります。
- - 会社名: 株式会社システムエグゼ(証券コード: 548A)
- - 所在地: 東京都中央区日本橋室町3-4-4OVOL日本橋ビル7階
- - 資本金: 5億6,301万円
参考リンク