福岡が信州に敗れ連敗続き、次戦に向けた展望とは

連敗脱出ならず、福岡の現状を振り返る

2024年10月23日、りそなグループBリーグの試合で福岡が信州に挑みましたが、結果は92-77と敗北。これにより福岡は3連敗となりました。本試合は、両チームの選手たちが持ち味を発揮し合う見応えのあるものとなりましたが、福岡は終始厳しい戦いを強いられました。

試合の流れ

試合は最初から信州の勢いが際立ちました。福岡は#7 西川選手の3ポイントシュートで局面を切り開こうとしましたが、信州の#34 ウッドベリー選手と#2 ビュフォード選手による強力なオフェンスに苦しみました。特に、信州は第1クォーターで30ポイントを奪い、福岡はわずか14ポイントに留まりました。

福岡はその後も修正を図りつつも、信州の圧力に屈してラストまで戦えませんでした。特に、ターンオーバーが多く、攻撃が機能しなかったことが致命的でした。ついには前半の時点で22点差をつけられる苦しい展開に。

後半に入っても、福岡は選手たちが奮起し、一時は12点差まで縮める場面も見せました。しかし、試合の終盤には信州が重要な局面で得点を重ね、ゲームを自分たちの手に戻すことに成功。結局、福岡は流れをつかむことができず、敗戦を喫しました。

監督と選手のコメント

試合後、浜口炎HCは「第1クォーターでの苦しい出だしが響いた」と振り返り、「選手たちのフラストレーションが溜まっているが、ステップアップを目指して戦いたい」とコメントしました。一方、#23 村上選手は、「前半の相手リズムにのまれたことが敗因」とし、今後は流れを早く断ち切り、良い時間帯を長く続けることが求められると強調しました。

このように、福岡は今後の試合に向けての意気込みを示しました。土曜日の奈良戦では、初期のクォーターでしっかりとした入りができるかが鍵となるでしょう。