新潟医療福祉大学と山形学院高等学校が高大連携協定を締結
新潟医療福祉大学は、11月25日に山形学院高等学校との高大連携協定の締結式を開催しました。この協定は、高校生に医療系の資格や職業について深い理解を促し、将来的に地域社会で活躍できる人材を育成することを目的としています。
高大連携協定の目的
本協定では、新潟医療福祉大学の特徴である6学部15学科を活かし、医療系職業に関する講義や体験、見学などを通じて学びを提供します。これにより、学生たちは医療の現場で求められる知識とスキルを直接体験することができるのです。また、探究学習のサポートも行うことで、高校生が自らの興味に基づいた学習を進められるよう支援します。
パートナーシップの広がり
さらに、新潟医療福祉大学は今年3月に新潟県厚生農業協同組合連合会(JA新潟厚生連)や日本赤十字社長岡赤十字病院とのパートナーシップを締結しました。加えて7月にはNSGグループに所属する5つの病院との協定も結び、学生たちには病院見学の機会を提供しています。これにより、リアルな医療現場を体験し、優れた医療人材としての素養が育まれていくことでしょう。
新潟医療福祉大学の特色
全国でも数少ない医療系総合大学の一つである新潟医療福祉大学は、看護、医療、リハビリ、栄養、スポーツ、福祉、医療ITなど多岐にわたる学びを提供しています。本大学の特徴は、チーム医療を重視した実践的な学習が可能である点です。これにより、学生たちは医療現場での協働作業を通じて、チームの一員としてのスキルを身につけることができます。
また、全学的な資格取得支援や就職支援体制を確立し、トップクラスの国家試験合格率と高い就職実績を誇っています。さらに、スポーツ系の学科を有することから、スポーツと医療、リハビリ、栄養といった異なる領域を融合させた学びが展開されているのも魅力の一つです。
NSGグループのビジョン
初行動するNSGグループは、教育、医療、福祉、介護を中心に、健康、スポーツ、建設、不動産といった多様な分野で活躍しています。このグループは、地域を「世界一豊かで幸せなまち」にすることを目指し、「人」「安心」「仕事」「魅力」という4つのキーワードを掲げ、地域の活性化に貢献しています。教育や医療の面での連携は、このビジョンを具体化する大きな一歩となります。
今後の新潟医療福祉大学と山形学院高等学校の連携が、地域の医学教育や学生たちの成長にどのように寄与していくか注目が集まります。