東京藝術大学での特別講義
2025年6月18日、東京藝術大学において、特別講義が開催されました。この講義では、サイファ・コア株式会社が開発した「完全暗号」技術が取り上げられ、芸術と社会の未来におけるその重要性について語られました。
特別講義の背景
講義は、東京藝術大学の美術学部デザイン科の箭内道彦教授の依頼によって実現しました。中村宇利代表取締役が登壇し、自社の「完全暗号」技術の概略や、デジタル社会における情報セキュリティの重要性について説明しました。特に、芸術作品やクリエイティブデータの保護について触れ、デジタルインフラの安全性を確保するための新たな技術の価値を提案しました。
「完全暗号」技術の特長
サイファ・コアが開発したこの「完全暗号」技術は、情報理論に基づく安全性を特徴とします。AIや量子コンピュータなどの先進技術が普及する中でも、その堅牢性は保持されると考えられています。特に、鍵配送問題の根本的な解決によって、既存の暗号技術を超える安全性を持ち、運用の手軽さも兼ね備えています。
芸術界への影響
芸術という創造的な分野において、データの安全性は非常に重要です。サイファ・コアは、芸術作品やその関連データが不正に利用されるリスクを軽減するために、この技術を積極的に提案しています。また、経済や産業、公共分野でも高く評価されており、デジタル資産を守るための革新技術として位置付けられています。
学生とのディスカッション
講義では、学生たちからの積極的な質問が寄せられ、会場は活発な意見交換の場となりました。学生たちは、実際のデジタルセキュリティの課題や、アート作品の保護に関する具体的な事例について興味を示しました。
今後の展望
サイファ・コアは、デジタルセキュリティ技術の社会実装を目指し、多くの分野での革新に貢献することを誓います。特に、「完全暗号」技術を通じて持続可能な情報社会の実現に寄与し、安心・安全な情報流通を支えるリーディングカンパニーとしての地位を確立していくことでしょう。
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