株式会社ホリ(神奈川県横浜市都筑区)が、日産自動車株式会社の最新モビリティサービス「アンビシャスタイム」のパートナーに選ばれたことを発表しました。この新サービスは、人々が移動時間をより有意義に過ごせるようにすることを目指しています。日産の提供するオンデマンドシャトルや自動運転車の中で利用できるこのプラットフォームは、単なる移動手段を超え、体験を伴った楽しみの場となります。
具体的には、ホリは、移動中に楽しめる独自のゲーム体験を提供するためのコントローラーを開発します。「アンビシャスタイム」という名前は、お客さまの「時間をに使いたい」という願いを叶えるための新たな時間を創出することを意味しており、2025年4月に本格的な実証実験を開始する予定です。シミュレーションルームの導入を通じて、様々な体験を磨いていくことが期待されています。
このプロジェクトの特徴として、冒険型旅行体験や音楽体験、没入型ゲーム、ビューティーケア、リラクゼーション、推し活、リスキリング、さらには起業支援など、生活のあらゆる面での新しい価値を提供することが挙げられます。サービス開始時には車両に搭載される予定の65インチの4K液晶ディスプレイが6台設置され、リアルタイムのライブカメラ映像やデジタルコンテンツが表示されるのです。コンテンツに合わせて音や香りなどの演出も行うことで、視覚・聴覚・嗅覚を駆使した没入感のある体験を提供します。
さらに、車両内の座席やテーブルのレイアウトも、お客さまのニーズに応じて簡単に変更できるようになっており、サービスオペレーターに依頼することも可能です。デジタルとフィジカルの融合を図ることで、多様なサービスを提供することができるプラットフォームを構築し、さまざまな「やりたいこと」を実現していく計画です。
株式会社ホリは、このプロジェクトを通じて革新的なモビリティサービスの実現を目指し、お客さまのライフスタイルをより豊かにしていくことでしょう。今後の展開にぜひご期待ください。
【参考リンク】
株式会社ホリ公式サイト