日本・台湾イノベーションサミットでのCyCraftの登場
2023年9月17日から18日にかけて東京で開催された「日本・台湾イノベーションサミット」。これは東京都とStartup Island TAIWANが共催したもので、両国のビジネスイノベーションを促進する重要なイベントです。3回目を迎えた今年は、1,000人以上の来場者が集まり、台湾のスタートアップ企業や日本の商社、投資機関、メディアが一堂に会しました。
このイベントでは、AI、デジタルトランスフォーメーション(DX)、スマートシティ構築、さらには台湾の半導体製造拠点設立に伴うサプライチェーンの安全対策など、様々なテーマが議論されました。特に注目されたのが、CyCraftの最新技術である次世代外部資産漏えい管理プラットフォーム「XCockpit EASM」と半導体設備セキュリティ規格準拠状況確認ツールです。
CyCraftの新技術
CyCraftは、AIを活用したサイバー脅威監視とリスク管理自動化プラットフォーム「XCockpit」を開発しました。このシステムは、企業内外の様々な攻撃点を管理し、発生する可能性のあるセキュリティインシデントに対して、迅速かつ効果的な対応を可能にします。特に、大規模言語モデルを用いた平易な日本語での事案説明や改善提案を行える点が企業にとって大きな価値を生み出すと考えられています。
「XCockpit EASM」は、企業がデジタル資産のセキュリティリスクを把握し、データ流出やアカウントの機密性の喪失を未然に防ぐために設計されています。このプラットフォームにより、企業は包括的なセキュリティリスクの管理を行うことができ、攻撃の影響範囲を縮小できます。
さらに、CyCraftが提供する半導体設備セキュリティ規格準拠状況確認ツールは、特に半導体業界に焦点を当てています。このツールは、SEMI E187規格に基づくもので、半導体サプライヤーが自社の設備がこの規格に適合しているかをスキャンし、詳細なレポートを生成することを可能にします。これにより、企業は規範遵守を証明し、新たなビジネスチャンスを生み出すことができます。
今後の展望
CyCraftは「次の大きな存在」として台湾政府に認定されたスタートアップ企業で、毎年このイベントに参加しています。新しい技術を日本市場に導入することにより、日本企業のセキュリティ運用の自動化に貢献し、更なる成長を目指しています。最近では東京都と連携し、中小企業の情報セキュリティ強化プロジェクトにも関与しています。
私たちのセキュリティソリューションにご興味がある方は、ぜひ
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