叡啓大学が実現した留学生の新たな可能性
叡啓大学(学長:有信睦弘)は、2024年の入学において初めて学部留学生の定員充足を達成しました。コロナ禍を乗り越え、多文化共生を目指している同大学には、ナイジェリアやバングラデシュ、パキスタンなど、12カ国から24名の留学生が集まります。この結果、叡啓大学の留学生の数は、これまでにない54名に達しました。これは、特に学部設立からわずか数年での成果と言えるでしょう。
変化の背景
2021年4月に開学した叡啓大学は、留学生獲得のために革新的な戦略を採用しました。留学生の受け入れは、国際化を進める上で重要な要素であり、さまざまな文化的バックグラウンドを持つ学生が集まっています。特に2024年秋入学では、20名の定員に対して24名の学生が入学するという、充足率120%を達成しました。
留学生が学ぶ環境
留学生にとって、キャンパス内に位置する国際学生寮が提供されることは大きな魅力です。徒歩0分という便利なロケーションにあり、幅広い国の学生と交流する機会も豊富です。また、広島市中心部に近いため、文化的な活動や交流にも積極的に参加することができます。
さらに、全ての科目を日本語と英語で開講しているため、留学生は日本語を理解していなくても問題なく学ぶことができる点も大きな特長です。
経済的支援と奨学制度
叡啓大学では、留学生に優れた奨学制度を提供しています。特別給付型奨学金や授業料減免制度があり、学費の不安を軽減し、学業に専念できる環境が整っています。
例えば、留学生の授業料は半額に減免されるため、多くの学生が金銭的なプレッシャーから解放され、学びに集中できます。このような取り組みからも、叡啓大学の留学生受け入れ体制がいかに充実しているかを伺うことができます。
留学生の体験談
留学生たちの声を聞くと、叡啓大学での体験がどれほど充実しているかがわかります。フィリピン出身のARAYANさんは、多様性を重視した学びについて語り、プロジェクトを通じて変革者になるためのスキルが身についていると述べています。また、自身の将来のキャリアに対する野望を語り、日本での国際的な架け橋としての将来を描いています。
リベリア出身のTAMBAさんも、同じく実践的な学びが重要であると強調し、国際的な舞台でのビジネスキャリアを希望しています。また、ベトナム出身のNGUYENさんは、フィールドワークを通じてデータアナリストとしてのキャリアを目指すようになったと話してくれました。
これからの展望
叡啓大学は、今後も外国人留学生の受け入れを拡大し、国際的な教育環境をさらに充実させていく方針です。2024年7月27日にはオープンキャンパスを開催し、実際の大学生活や学びの環境を直接体験する機会を提供します。この機会に、留学生同士の交流や学びについて詳しく理解することができるでしょう。
多様性を尊重し、国際的な視野を持つ学生にとって、叡啓大学は理想的な学び舎としての地位を確立しています。これからの展開に、ますます注目が集まります。