新たな食産業への道を切り拓くZEROCOとロート製薬の提携
2023年7月23日、ZEROCO株式会社は、ロート製薬株式会社との資金調達や食産業戦略パートナーシップの構築に合意したことを発表しました。この提携は、食材や食品の鮮度を長期間保持するための革新的な技術を駆使し、世界のコストに対応する明るい未来へとつながる重要な一歩です。
ZEROCOの鮮度保持技術「ZEROCO」のご紹介
当社が開発した鮮度保持技術「ZEROCO」は、低温・高湿の環境を安定的に実現することによって、食品の鮮度を守るだけでなく、冷凍食品の質の向上にも寄与します。この技術の利用により、食材本来のおいしい味わいを消費者に提供できることに加え、食産業のサプライチェーンを改善し、フードロスを削減することが期待されます。
つまり、農業から漁業、物流、製造、小売、外食まで、幅広い食産業全体の連携を促進し、食の持続可能性と健康的な未来を目指すのです。この戦略により、急増する人口のニーズにも対応していく方針です。
ロート製薬の参画背景
ロート製薬は「Connect for Well-being」という経営ビジョンを掲げ、薬だけに頼らない医療を目指し、一次産業から食のあり方を再考しています。彼らは生産から食品加工、流通に至るまで全てを自社で行う「第6次産業」を推進し、食と健康のつながりに注目しています。この度のZEROCOとの連携は、同社が持つ研究開発の能力とZEROCOの技術を組み合わせることで、健康的で持続可能な食文化を築き上げることを目指しています。
未来への展望
ZEROCOとロート製薬の協業によって、食産業の持続可能な発展が期待されます。新たな技術によって、食材の新鮮さを保つだけでなく、在庫の管理や出荷のオペレーションも効率化されます。これにより、企業はフードロスの削減や労働環境の改善にもつながる活動が可能になるでしょう。特に少子高齢化が進む日本において、これらの取り組みは数多くの課題解決に寄与することができるでしょう。
企業情報
ZEROCO株式会社は2020年に設立され、2023年には本格的に事業を始動しました。東京都渋谷区に本社を置き、鮮度保持機器の製造・販売を行いながら、様々な農産物や食品の製造に対応しています。
もっと詳しい情報は、
こちらの公式サイトからご覧いただけます。また、ZEROCOの鮮度保持技術は登録商標です。
お問い合わせ先
ZEROCO株式会社
Email:
[email protected]
この新たなパートナーシップが、食産業だけでなく、社会全体をより良い未来へと導くことを期待しています。