タビュラ株式会社の子会社化決定!品質向上への新たな一歩

タビュラ株式会社の子会社化決定!



2024年10月24日、当社はタビュラ株式会社(以下「タビュラ社」といいます)の全株式を取得することを決定し、その結果として子会社化を発表しました。この動きは、長らく品質向上をサポートしてきた当社の新たな成長戦略の一環であり、今後のビジネス拡大に向けた重要なステップとなります。

当社グループの現状



タビュラ社の子会社化に先立ち、当社グループは2004年の設立以来、ソフトウェアテストを中心に高品質なサービスを提供し、リーディングカンパニーとしての地位を確立してきました。毎年3,400件以上のプロジェクトを成し遂げ、品質コンサルティングやテスト手法の教育では、業界内外から高く評価されています。特に、国際的な資格認定機関「ISTQB」から最高位の「Global Partner」に認定されたことは、その実力を証明するものです。

近年、ソフトウェアテスト事業においては組込み系及びWeb系の拡大に加え、エンタープライズ領域での受注案件が増加しており、この結果、その殆どをエンタープライズ領域が占めるまでになりました。また、新規事業のM&Aも積極的に進めており、企業価値の向上に努めています。

タビュラ社の事業内容



タビュラ社は、2019年に設立されたUI/UXデザイン開発事業者であり、ウェブサイト制作やアプリデザイン、ロゴ制作を主軸に、サブスクリプションプランでサービスを提供しています。このプランは、顧客のデザインニーズに応じて月内の工数を柔軟に調整できるため、特に大手企業からの評価が高まっています。最近では顧客からの紹介によって事業を拡大しており、前年比50%以上の成長を見込んでいます。

株式取得の背景



この子会社化は、当社が「品質向上のトータルサポート企業」を目指し、ソフトウェアテストに留まらず新たな事業展開を模索する中で行われました。タビュラ社は、模倣困難な高い技術と安定した収益構造を有しており、顧客層も当社グループとの親和性が高いことが大きな魅力です。両社のクロスセルによる迅速なシナジー創出が期待されています。

今後は、タビュラ社のマーケティングや営業の面での協力も行い、双方の成長を加速させることを目指します。この取り組みを通じて、グループ全体の価値を高めていく所存です。

株式取得の詳細



今回の株式取得に伴い、当社はタビュラ社の全株式1,000株を800,000千円で取得する予定です。さらに、アドバイザリー費用等を含めた合計865,026千円にての取得とし、今後タビュラ社は2024年10月から当社グループの連結決算に組み込まれます。これにより業務の効率化と利益の最大化を図ります。

未来への展望



今後、タビュラ社を新たな事業の柱として位置付け、さらなる成長が期待されます。既に、当社の経営基盤の強化にも寄与することが見込まれており、グループ全体の企業価値向上につなげていく方針です。新しい価値創造のため、タビュラ社との協力関係を深め、質の高いサービスをより多くの顧客に提供できる体制を整えていきます。

このように、タビュラ社の子会社化は単なる株式の取得にとどまらず、相互に補完し合えるビジネスモデルを構築するための新たな一歩といえます。今後の進展が非常に楽しみです。

会社情報

会社名
バルテス・ホールディングス株式会社
住所
大阪市西区阿波座1-3-15関電不動産西本町ビル8F
電話番号
06-6534-6570

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