伊勢市での挑戦
2025-01-08 10:25:21

イタリア出身のプロが伊勢市で空き家再生に挑むプロジェクトが始動

イタリアから日本へ、そして伊勢市へ



イタリア出身のフランチェスコは、東京でのキャリアを経て、三重県の伊勢市に新たな挑戦を決意しました。10年以上日本で生活し、マーケティングの職に従事してきた彼は、自身の人生の目標を見つめ直す中で「空き家再生」に強い興味を持つようになりました。伊勢市に移住した彼は、長年放置されていた昭和42年築の物件を宿泊施設へと再生するプロジェクトを立ち上げました。

プロジェクトの背景



このプロジェクトのスタートは、2023年の夏に友人からの相談がきっかけでした。20年間も空き家として放置されていた物件は、広い敷地と美しい自然に恵まれ、伊勢神宮にも近いという立地条件を備えていました。観光客で賑わう伊勢市だが、特に大人数で宿泊できる施設が不足している現状を踏まえ、フランチェスコはこの空き家を地域の魅力を体現する宿泊施設として再生することを決心しました。

プロジェクトの実施方法



フランチェスコは、2025年1月10日から3月9日まで、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」を利用して資金調達を行います。プロジェクトの目標金額は1,780,000円。この資金は、宿泊施設のインテリアや家具を調達するために使われる予定です。返礼品には、感謝メール、宿泊割引クーポン、BBQ利用券、地元特産品などが用意され、多くの人々がこのプロジェクトに参加できるよう配慮されています。

リノベーションについて



フランチェスコが目指すリノベーション後の宿泊施設は、木造平屋の母屋と鉄筋コンクリート造の離れの2つから構成される予定です。母屋にはBBQスペースがあり、広々としたリビングや快適なベッドルームも備えられます。離れには自然に囲まれた静かな環境を提供し、訪れる人々がゆったりとくつろげるよう工夫されます。また、町の老舗家具店「イセヤ家具」と連携し、伊勢らしい魅力溢れる家具やインテリアを取り入れ、快適な宿泊体験を提供することを目指します。

地域との連携



このプロジェクトはフランチェスコ独自の取り組みではなく、地域の協力者とのパートナーシップによって進められています。地元の家具店や友人、近隣住民が協力し、伊勢の地域活性化を図ります。また、この取り組みを通じて、日本の地方の美しさを多くの人々に体感してもらうことこそが勇気ある挑戦なのです。

今後の展望



プロジェクトが成功裏に進めば、フランチェスコは伊勢市を拠点とした「デザイン民泊」にも挑戦する意向です。日本の地域の個性をデザインに生かした宿泊施設を展開し、さらなる価値を創造していく計画が進行中です。彼の挑戦は、ただの宿泊施設の再生にとどまらず、地域全体の活性化を狙っています。

このプロジェクトは、伊勢市に新たな風を吹き込み、地域の文化や魅力を再発見するきっかけとなることでしょう。フランチェスコの情熱と共に、伊勢の空き家再生プロジェクトから目が離せません。


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会社情報

会社名
Galeone Francesco
住所
東京都葛飾区東四つ木4-14-15BluMari301
電話番号
080-5301-7420

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