レクシスネクシス AI革新
2025-10-16 12:08:45

レクシスネクシスが新AI「Protégé General AI」で法律業務を革新

レクシスネクシスが新AI「Protégé General AI」で法律業務を革新



2023年、レクシスネクシス・ジャパン株式会社が発表した「Protégé General AI」は、法律専門家向けの新しいAI機能を追加。この技術革新により、法務・コンプライアンスの業務がより効率的に行えるようになりました。

「法務・コンプライアンス業務を変革する」というビジョンのもと、レクシスネクシスは世界150カ国以上で蓄積した法令情報データベースとテクノロジーを融合し、新たなリーガルSaaSプロダクトを提供しています。今回のProtégé General AIの追加機能により、法律専門家は安全な環境内で様々なAIモデルを利用できるようになり、リサーチから日常業務まで幅広くサポートされます。

新機能の特徴



Protégé General AIの導入により、法律専門家は以下の機能を活用できます:

1. 高度なプライバシーとセキュリティ: Protégé General AIは完全に暗号化されたLexis+ AI環境を提供し、安全性を確保しています。これにより、ユーザーのデータが消費者向けAIツールよりも高いプライバシー保護を実現します。

2. Shepard’s®引用エージェント: 法的情報源を事前に検証する高度な引用エージェントが搭載されており、法律専門家は信頼性の高いデータを基にしたレビューを行えます。

3. リサーチ機能: あらゆる法律トピックに関する包括的なリサーチを提供し、法律専門家が必要な情報を一目で把握できるようにします。

4. 柔軟なモデル選択: 複数のAI模型からタスクやユースケースに最適なものを選択することで、業務がスムーズに進行します。

5. ユーザーの制御: 法律事務所はProtégé General AIの機能をオン/オフでき、組織のポリシーに応じて汎用AIを完全に無効化することができます。

Protégé General AIの活用方法



この新しいAI担保ツールを活用すれば、ユーザーはアイデアの出発点として活用したり、ディープリサーチを行ったり、法律上のコミュニケーション案を作成することができます。また、現実の文脈に即して法務業務を強化し、高度に複雑な問題も分解して解決します。

AIの選択肢



Lexis+ AIユーザーは、業務内容に応じて「Protégé General AI」または「Protégé Legal AI」を選択可能。

Protégé General AIのモデル例


  • - Claude Sonnet 4: 自然な文章生成を行い、ブレインストーミングや日常業務に特化。
  • - GPT-5: 複雑な推論と専門知識の融合。
  • - OpenAI o3: 深層調査および戦略的意思決定をサポート。

Protégé Legal AIの特徴


  • - 法務特化モデルが組み込まれ、正確な引用とともに検証された回答を提供。エージェント型のワークフローが新たな法務専門家の手助けをします。

企業のビジョン



アジア・パシフィック マネージングディレクターのケイティ フィクスター氏は、「日本における法務・コンプライアンス業務へのAI導入が進んでいる。この動きに応じて、安全でプライベートなAI環境を構築した」とコメントしています。Protégé General AIは、機密性を保ちつつ法律業務の効率性を高める目的で開発され、法務専門家がクライアントとのコミュニケーションや調査を円滑に行えるように配慮されています。

レクシスネクシスは世界的にエージェント型AIのリーダーとして、多様な機能を持ったAIを展開しています。AIを通じた新たな価値創造に向け、引き続き技術革新を推進していくことが期待されます。

詳しくはこちらを訪れて、レクシスネクシスの新たなAIプロダクトについての情報をご確認ください。


画像1

画像2

会社情報

会社名
レクシスネクシス・ジャパン株式会社
住所
東京都中央区八重洲2-2-1東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー11階
電話番号
03-6739-4700

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。