マラウイ・ナショナルデー
2025-09-10 11:04:04

マラウイ・ナショナルデーの成功と深化した日マラ関係の未来

大阪・関西万博におけるマラウイ・ナショナルデーの意義



2025年6月17日から20日の4日間、日本で初めての「マラウイ・ナショナルデー」が大阪・関西万博で開催されました。マラウイ共和国の貿易産業大臣であり、現政権の副大統領候補であるヴィトゥンビコ・ムンバ氏が来日し、日本との協力の強化を訴えました。この重要なイベントには、マラウイや日本の政府機関、商業団体が参加し、文化、経済の両面での交流が行われました。

ムンバ大臣のメッセージ



ナショナルデー当日、ムンバ大臣は万博公式式典に出席。彼は日本の投資を農業、観光、鉱業、製造業といった重要分野に招致したい旨を発表しました。特に、「ATM+M戦略」と呼ばれる、未開拓の分野への投資の重要性を強調し、日本企業に対する魅力を伝えました。また、マラウイ国立舞踊楽団による伝統舞踊の披露は、参加者にとって文化的な魅力を再認識させる機会となりました。

交流の場を持つ



ランチ会では、日本政府の関係者、研究者、企業の代表たちと親密な交流が行われ、この場での意見交換が新たなビジネスチャンスを生む可能性を示しました。日本館、マラウイ館、韓国館、オーストラリア館の視察も行う中で、マラウイ投資貿易センター(MITC)による投資誘致プレゼンも行われました。

大阪から東京へ



関西のプログラムを終えた後、ムンバ大臣は東京へ移動し、アタカ通商株式会社やUNIDO東京事務所、JICAなどを視察。ここでも日本との連携強化に向けた留意点を確認しました。また、駐日マラウイ大使館との情報交換を通じて、訪日の総括を行いました。

学生スタッフが語る現場の声



本記事では、リエゾンとして随行したせいぼの学生スタッフ、健太郎さんのインタビューを特集します。健太郎さんはこの機会を通じて、日々学んでいることや感じたことを振り返ります。

「ナショナルデー当日は本当に忙しく、緊張したが、貴重な経験ができたのが一番印象に残っている。」と彼は語ります。


学びの多い経験



健太郎さんは、駐日マラウイ大使夫妻や日本の要人と直接会話し、外交や経済の裏話に触れる機会があったことを自信に感じています。また、周囲の経験豊富な方々の助けを借りて、プレッシャーを乗り越える方法も発見できたと語ります。「マラウイが今後、自らの力で成長する姿を見たい。」という展望は、彼自身のキャリアにどのように活かされるのか注目です。

文化的な交流の深化



健太郎さんの経験だけでなく、今回の訪日イベントは、マラウイと日本の文化的、経済的な関係の深化を反映しています。ムンバ大臣が強調した「未活用の分野への投資を」というメッセージは、日本企業にも新しい視点を提供し、両国の関係をますます深めています。

未来へ、そして持続可能な支援へ



せいぼは教育支援活動にも力を入れており、マラウイの就学率向上を目指すプロジェクトが進行中です。「支援」から「投資」へとシフトしているマラウイの現状は、今後の発展を期待させるものです。この変化を持続可能な形で後押しするためには、私たち一人一人の関与が必要です。

コーヒーの購入を通じて、支援活動に関わる機会も用意されています。このようにして、日・マラウイ間の協力関係の構築にさらなる力を入れていきたいと思います。

私たちの献身と努力が、子どもたちの未来を明るくする一助となります。

コーヒー購入のご案内



せいぼが提供するオリジナルコーヒーは、アフリカの家族経営農園からのフェアトレード製品であり、コーヒー一杯の購入が12人分の子どもたちへの給食支援につながります。これを通じて自らも社会に貢献していくことができるのです。

あなたのご支援、そして共に未来を作りましょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人聖母
住所
東京都北区赤羽西6-4-12
電話番号
090-3426-0734

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