若手社員が企業の壁を超えて交流する「リベンジ入社式」
2023年3月31日、東京ワールドゲート内で新たな試み「リベンジ入社式」が開催されました。このイベントには、森トラスト株式会社を含む8社から若手社員が集まり、企業の枠を超えた交流の場として注目されました。卒業してから社会に出るまでに多くの人が経験した新型コロナウイルスの影響。2020年の入社式はほとんどがオンラインで行われ、対面での交流は減少していました。
イベントの目的
主催者である森トラストは、社員間のコミュニケーション不足を解消し、参加者が新たなキャリアの視野を広げることを目的にこのイベントを企画しました。実際に参加した若手社員からは、他社の同世代とリアルに話ができる貴重な機会で、多くの新鮮な発見があったとの声が多数寄せられました。
メインプログラム
当日は、2024年の「理想の男性上司ランキング」で8位に輝いたフリーアナウンサーの藤井貴彦さんが特別ゲストとして参加し、キャリアについてのトークセッションを実施しました。藤井さんは「直接人と会うことの重要性」や「キャリア形成における選択肢の持つこと」の大切さを説き、若手社会人たちが抱える悩みに対しても熱心にアドバイスを行いました。
ワークショップ
続いて、参加者100名によるワークショップが開催され、「通勤を楽しいものに変える新サービス」をテーマにしたアイデア出しの場となりました。各グループでのアイデアは多様性に富んでおり、「電車でマッチ」という趣味や仕事の合う人同士を繋げるマッチングサービスなどが提案されました。このような会話を通じて、異業種の同世代との意見交換が刺激となり、参加者の新しい発想を引き出しました。
懇親会と参加企業
ワークショップの後は、立食形式の懇親会が行われ、参加者同士が特製の名刺を交換し、さらに交流を深めました。参加企業には、日本たばこ産業株式会社、株式会社ベルシステム24ホールディングス、森トラスト株式会社などが含まれ、計100名が参加しました。
感想と今後の展望
参加した社員たちは、同じビルで毎日すれ違っていたかもしれない同世代と直接会話できたことに新鮮さを感じ、充実した時間を過ごしたと口々に語ります。このイベントを通じて同世代とのつながりが生まれ、今後のキャリアにプラスの影響を与えることが期待されています。
森トラストは今後もこのようなイベントを通じて「ワーカーが自然と集まる場所」を目指し、地域との結びつきをさらに強化していくことを表明しています。
まとめ
新型コロナウイルスの影響で変わりつつある働き方の中で、同世代との交流の重要性が再認識される中、「リベンジ入社式」はその重要性を実感させる素晴らしい機会となりました。今後もこのようなイベントが続き、若手社員の成長と企業間での連携が進むことを期待しています。